ピアノを教え始めて40年が過ぎ、考えることが多々あります。
なぜ、ピアノを習うのか?
なぜ、子供にピアノを習わせるのか?
親御さんは、ピアノ指導者に何を求めているのか?
私がピアノの指導者としてできることはなんなのか?
ピアノの指導とは、脳を育てることなのだろうか?
ピアノの指導とは、心を育て生きる力を育てることなのだろうか?
ピアノの指導者の仕事とは、ピアノが上手く弾けるように教えることだと思います。
ピアノが上手く弾けるようになるには、ある程度継続した練習が必要ですから、ピアノが上手く弾けるようになる過程で、集中力が育まれたり、時間を管理する力が身についたり、自己管理能力・自制心などが自ずと育まれるのではないかと思います。
ピアノは、脳をフル回転しないと弾けませんので、ピアノを弾くことで、自ずと脳も育つと思いますから、ピアノで脳を育てたい方は、お家での練習も重要です。
私は、ピアノの弾き方を教えることしかできません。
私は、生徒さんが、ピアノが上手く弾けるように教えることしかできません。
ピアノが上手くなれば、自ずと脳も心も育まれます。
子供の時に深く学んだ曲は、大人になり高齢者になっても弾けます。
それこそ、お子様が心が豊かな老後を送るために、子供にピアノを習わせてあげるというのはいかがでしょうか?
小学生から高校までピアノを習っていたというもうすぐ80歳になられる生徒さんがおりますが、子供の頃に習った曲は良く弾けており、現在は、ソナチネアルバムを使って、私とピアノ二重奏を楽しんでいます。
最後までお読みいただき有難うございました。
今日も希望に満ちた一日になりますように!