結城美帆子ピアノ教室で大切にしていることは、相手が何歳の子どもであっても、表現内容のない演奏を認めたり、妥協したり、迎合してはならないということです。
正しく、間違えないで弾けたら花マルをして「上手に弾けた」と評価することは、子どもをみくびっていることであり、音楽に対する冒とくでもあります。
どんなに易しい小曲でも、曲が求めている「音」や「表現」で、その内容が他者に伝わるのかどうかを評価する姿勢を失わないことです。
「音楽とは音で何かを表現すること」という大切な基本を徹底しております。
その為には、豊かな感性を養い自由に表現する為の技術を育てることが大切と考えております。
感性が豊かな人は、善悪の判断が出来ますから、相手を思いやることが出来るようになります。
お互いに相手を思いやることができれば、良い人間関係が築けると思います。
例えばですが、私がお世話になっているお医者様は、緊急時には携帯電話にかけるようにと、携帯電話の番号を教えてくださっておりますが、診療時間外に携帯電話にお電話をするのは本当に緊急事態になった時と思っていますし、それが礼儀であり信頼関係だと思っているので、これまで時間外にお電話をしたことは一度もありません。
お互いが権利ばかりを主張していたら、お互いにハッピーになれないと思います。
ピアノ教室を運営していく上で、決まり(ルール、規約、約束)も必要ではありますが、必要に応じて臨機応変に対応をしております。
特に、振替レッスンについては、本来レッスンは「何曜日の何時から何時に月4回固定制のレッスンでお月謝は〇〇円」という契約に基づいて行っているので、契約した日時以外にレッスンを変更するのは契約違反になりますから、教室の都合で契約したレッスンが出来なかった場合には、契約不履行になりますから、お支払いいただいたレッスン料を返金しなければならないのですが、レッスンは少ないより多い方が先に進みますので、振替レッスンが可能な生徒さんは振替レッスンを行っております。
生徒さんの都合でご契約いただいたレッスンをお休みされ契約を行使されなかった場合には、法律上は契約不履行にはなりませんので、レッスン料の返金は致しませんが、感染症の問題があるので、感染症に罹患した場合や可能性がある場合は、サービスとして臨機応変に対応をしております。
契約以外の振替レッスンを行っている目的は、音楽的能力を伸ばすには臨界期があるので、生徒さんの成長と上達の為です。
お互いに思いやりの気持ちを持って、楽しく成長が出来るレッスンを行いたいと思っていますので、よろしくお願いします。