ホームページに載せているピティナピアノコンペティション全国大会入賞者記念コンサートに出場した年中さんの生徒さんの動画を観て、どうしたらあのようになるのか?についてお答えします。
動画の生徒さんは、コンペティションの課題曲が発表になってから、毎日レッスンにお越しになられ2時間のレッスンを受けておりました。
ピアノを習い始めた時にグランドピアノを購入されましたので、アップライトピアノは弾いたことがないお子さんなので、自然にピアノを弾く手の形ができました。
小さい子どもは順応性が非常に高いので、最初にグランドピアノを与えれば、指導者が教えなくてもグランドピアノを弾く手になるのです。
グランドピアノは、鍵盤の戻りが一番早いので弾きやすいのです。
グランドピアノよりアップライトピアノは鍵盤の戻りが遅いので、力で押すような弾き方になるのです。
電子ピアノは、アップライトピアノよりも鍵盤の戻りが遅いので、鍵盤が重く感じる為かすごく力を入れて押して音を出すようになるようです。
私が初めてアップライトピアノが弾きにくいと感じたのは、同音連打でした。
シューベルトのアンプロムチュ4番は、アップライトピアノでは弾けませんでした。
裏話をしますと、コンクールで予選を通過している生徒さんたちは、最低でも週2回はレッスンにお越しになられて、レッスンにお越しにならない日はLINEで練習の動画を送信してもらいアドバイスを行っておりましたので、毎日レッスンをしているようなものでした。