ピアノは脳に良いとか、頭が良くなるとか、努力ができる子に育つとか、ピアノを習うと良いことがたくさんあるようなことを言われますが、ピアノが上手くなる子って、もともと頭が良いと思います。
ピアノ人口を増やす為に良いことを言っているのでしょうが、なんか違うような気がします。
コンクールも、今はさまざまなレベルのコンクールがあって、審査員もどのコンクールも同じようなメンバーですから、当然のごとくコンクール通過用の弾き方になってしまいます。(ピティナっ子、なんて言われることもあります)
音楽大学の教授とか准教授、せめて専任講師とかが審査をするのであればそれなりの価値があると思うけど、音大音高で指導をしている先生は、恩師の推薦やそれなりに実力があり研鑽を積んでいないとなれませんからね。
将来ピアニストを目指すとか、音大へ進学したいという方は、好きだけでやっていけることではなく相当な努力が必要ですが、趣味の方はピアノが好きだからでいいと思います。
ピアノが好きだからピアノを習う、楽しいからピアノを習う、楽しそうだからピアノを習う、これでいいんじゃないかな。
ピアノを弾いている人を見て、「私も弾いてみたい」と思う。→習ってみた。「面白い、楽しい」→「あの曲が弾けるようになりたいな」→「上手く弾けるようになりたいな」→「もっと上手く弾けるようになりたいな」、って生徒さんに思っていただけたら最高!
「難しいことを易しく」→「易しくことを深く」→「深いことを楽しく」教えることができてこそ、指導者としての「プロフェッショナル」と言えるのではないでしょうか。私は、そんなプロフェッショナルな指導者になれるよう日々努力をしております。
【朝の祈り】
一日も早く戦争が終わりますように。
そして、
今日も一日みんなが幸せに暮らせますように!