ピアノを学ぶということは?

ピアノを学ぶということは?

ピアノを学ぶと言うことは、素敵な人生の生き方を学ぶと言うことです。

ピアノを学び、健体康心(ケンタイコウシン)であることを学習し、実践して参りましょう。

私のピアノ教室の一番の自慢は、生徒さんが健康ということです。

お教室の生徒さんで、これまで、新型コロナに感染した生徒さんは、特別支援学校に通われている方と支援級に通われている方の2名の生徒さんのみです。

当教室は、レッスン効果を最大にする為に月4回(年間48回)固定制でレッスンを行っておりますが、生徒さんによっては週2回お越しになられている方もおりますが、子供の生徒さんも大人の生徒さんも皆さんお元気で、レッスンをお休みされることなくお越しになられております。

私も、新型コロナワクチンは最初に2回しか接種しておりませんが、今のところ感染せずにおります。

私の生徒さんと親御さんは、皆さん「健体康心(ケンタイコウシン)」であることを学習し、実践してくださっている賜物ではないかと有難く思っています。

心も体も健康でなければ、美しい音色は出せません。

健康に関する本がたくさん出版されていて、何が健康に良いのかわからないですが、私は本を書かれた著者がどんな死に方をしたかで信頼できるかどうかを判断して実践するようにしています。

「病気にならない生き方」を書かれ〇〇酵素を売っていたお医者様は、何でお亡くなりになられたかわわかりませんが88歳でお亡くなりになられました。

認知症研究の第一人者だった長谷川先生は、ご自身が認知症を発症されました。

どうしたら認知症にならずに健康寿命を延ばせるかは、わからないのが本当のところなのではないかと思いますが、104歳でお亡くなりになられました日野原重明先生や、98歳でしたかお亡くなりになる直前まで現役で診療をされていた松原英太先生の生き方は、参考にしても良いと考えております。

日野原先生も松原先生も、私利私欲でお医者様を続けていたのではなく、心から患者さんの幸せの為に医療を行なっていた方ではないかと思うのです。

誰かを幸せにする為に生きている人は、ボケずに人生をまっとうしているように思うのです。

池田小の悲惨な事件から22年が過ぎ、子供達を犯罪者からどうすれば守れるかを考えた取り組みがされているようですが、犯罪者も子供だったのです。

犯罪者にならない教育をすることが大事なのではないでしょうか?

長野の立てこもり事件を起こし人の命をも奪ってしまった人も、子供だったのです。

荒川沖で無差別殺人事件を起こし死刑になった人も、秋葉原で無差別殺人事件を起こして死刑になった人も、土浦市で一家皆殺し事件を起こし統合失調症が認められ無罪になった人も、裁判では精神鑑定を受け、広汎性発達障害や境界型パーソナリティ障害などの発達障害や人格障害などの診断書が出されているようです。

彼らの抱えている生きづらさに誰かが気付いてあげることが出来たのであれば、彼らは死刑になることはなく、犠牲になって命を落とす人もいなかったはずです。

知的障害を伴わない発達障害の人は、周りに気づかれることがなく生きづらさを抱えながらも大人になり社会に出ます。

自分でも発達障害とわからずに生きづらさを抱えたまま生きている人もたくさんいると思います。

発達障害じゃなくても生きづらい世の中です。

犯罪者を生み出さない為にはどうしたら良いのかを考えてほしいと思います。

私は、音楽で人間の心を育みこの世から犯罪者も被害者も生み出さない社会を作りたいと思います。

ピアノで自信を付け、自分の心をコントロールすることを学び、社会の中で生きていくための力をつけて欲しいと思っています。

ピアノを習う醍醐味とは、続けることで出来ないことができるようになること、弾けなかった曲が上手く弾けるようになること、テクニックの向上と心の成長です。

ピアノを学ぶことに終わりはありません。

ピアノは、生涯学び続けることができるのです。

ピアノを学び続けていれば、破壊に向かうことを抑止できます。

悪の心は、芸術によって昇華することができるからです。

知的障害がある方は、養育手帳を発行され支援を受けているので、社会的問題行動を起こす前に色々な方法で抑止されることが可能ですが、知的障害を伴わないアスペルガー型自閉症や広汎性発達障害・境界型パーソナリティ障害・ADHDなどの発達障害の方は、医療機関を受診することもないので、療育手帳を交付されることも無くて行政から支援を受けることもないです。

彼らが問題を起こしてはじめて発達障害ということやパーソナリティ障害と診断されることが多いように思います。

私の知り合いの医師や臨床心理士は、自分は発達障害とわかって診療やカウンセリングを行っていますので、発達障害だからと言って仕事に就けないと言うことはないのです。

自分の特性を理解し、心をコントロールする方法を身につけることができれば、発達障害であっても豊かな人生を生きることができるのです。

自閉症でもグレン・グルドのような素晴らしいピアニストもおります。

音楽で、みんなが幸せに暮らせる社会になったらいいなーと思って日々ピアノの指導を行っております。

私にとって、ピアノが上手くなりたいと願う方は、障害の有無なんて関係ありません。

ピアノを習って、豊かな人生を生きようじゃありませんか!

最後までお読み頂き有難うございました。

今日も素敵な一日になりますように!