昨年の7月にご入会いただいた30代半ばの初心者の生徒さん、「エリーゼの為に」が最後まで弾けるようになりました。
目標達成です。
バイエルの「ドレドレド」〜最後の106番まで終了したので、生徒さんのご希望で「エリーゼの為に」をレッスンすることにしました。
1回45分のレッスンを月4回行ってきました。
1回60分のレッスンを週2回お受けいただいていたら、5ヶ月くらいでバイエルを終了し「エリーゼの為に」が弾けるようになっていたと思います。
手根骨が大人と同じように成長する10歳くらいであれば、半年〜1年くらいで「エリーゼの為に」が弾けるようになります。
「鉄は熱いうちに打て」と申します。
ピアノも、ちんたらちんたらやるよりは、短期間で初級教則本を終了し、なるべく早く次の ブルグミュラー25番に進んだ方が楽しいです。
ちんたらちんたらやっていると、小学校卒業までバイエルを学んでいるようなことになってしまいます。
ピアノは、レベルが上がるほどに楽しさも増します。
初級レベルでピアノをやめるようなことになってしまいますと、本当のピアノの楽しさを知らなんでやめてしまうことになってしまいます。
多くの人にピアノの楽しさと喜びを知って欲しいと思います。
手根骨が成長するまでは、絶対音感を身に付け、リズム感や音感を育み、ピアノを学ぶ土台作りです。
ピアノを学ぶ土台がしっかりと出来ていれば、5年〜10年で上級レベルの曲が弾けるようになります。
ピアノが上手く弾けるようになるには、ある程度の努力も必要ですが、無駄な努力をせず報われる努力をしましょう。
結城美帆子ピアノ教室では、「エリーゼの為に」とショパンの「幻想即興曲」と「革命のエチュード」と「エオリアンハープ」とベートーヴェンの三大ソナタは、全ての生徒さんに弾けるようになって欲しいと思ってレッスンを行っています。