誰でも弾けるようになるピアノの弾き方

誰でも弾けるようになるピアノの弾き方

結城美帆子ピアノ教室では、初見からレッスンを行っております。

初見とは、新しい楽譜を初めて弾くときのことを言います。

まずは、楽譜に書いてあることを全て言います。

ト音記号、ヘ音記号、大譜表、何分の何拍子、小節線、スラー、タイ、強弱記号、楽譜に書いてある全てを、言葉で言って覚えます。

次は、右手の譜読みをします。

次は、左手の譜読みをします。

次は、右手を音価で読みます。

次は、左手を音価で読みます。

次は、音価を言いながら片手で弾きます。

次は、拍子を言いながら片手で弾きます。

ここまでは、反復練習はしませんので、楽譜をよく見て、ゆっくりミスをしないように弾きます。

そして、拍子を言いながら両手で弾きます。

反復練習は、テンポを速く弾けるようにするために行います。

速く弾けるようにするには、練習あるのみです。

このやり方ですと、フレーズの勉強は後からになりますが、両手で正しい音符の長さで楽譜通りに両手で弾けるようになります。

両手で弾けるようになってから、フレーズや呼吸を学び、曲を仕上げていきます。

色々試したのですが、このやり方が、どの生徒さんも、それこそ自閉症や学習障害など発達障害のお子さんも弾けるようになったので、この教え方になりました。

初見のやり方をレッスンで教えてあげると、意欲的な生徒さんは自分から予習をしてくるようになります。

ただし、ポリフォニーの曲は、横の流れなので、このやり方ではできません。

ポリフォニーは、別の指導法で教えております。