ピアノのお家での練習について

ピアノのお家での練習について

ピアノは、なぜ、家で練習をしなければいけないのか?

ピアノは、家で練習をするのが当たり前と思っている人が多いかもしれませんが、私は、練習は強要されるものではないと考えております。

なぜ、ピアノ教室にピアノを習いに来るのか?

私は、ピアノが上手く弾けるようになりたいから習いに来ていると思っていますので、お教室に通いレッスンをお受け頂くだけで上手く弾けるようになるレッスンを行っているので、お家での練習は自由です。

もっと上手くなりたい方は、お家でも練習をするともっと上手くなります。

コンクールに参加される方は、レッスンでは暗譜の仕方はレッスンしますが、暗譜はお家でも何回も弾かないと暗譜できないと思うので、コンクールに参加される方も、お家での練習は必要です。

楽譜を見て弾けるようになれば良いとお考えの方は、お家で練習をしなくても大丈夫です。

大切なのは、自分がどうなりたいかです。

速い曲を、もっと速く弾けるようになりたければ、お家でも練習をした方がいいです。

今日レッスンにお越しになられた小学5年生の生徒さんに、今日初めて譜読みからレッスンをした曲ですが、正しく弾けるようになったので、「もっと速く弾けるようになりたければ家で練習をすればいいし、これ以上早く弾けるようにならなくても構わないと思えば家で練習をしなくてもいいけど、どうしますか?」と聞いたのですが、お返事がありませんでした。

自分の意見を持ち、意見を言えるようになるといいですね。

「やらなくてもいいんだよ」が、子供にとっては、怖いと申しますか、不安な言葉なのかもしれませんね。

「練習しなさい」と言われるのも嫌だけど、「やらなくてもいいよ」と言われるのも不安なのでしょうね。

少しづつ、自分のことは自分で決められるようになるといいですね。

私は、小学校5年生くらいからは、自分で考えて判断し行動ができるように導くようにしております。

指導とは、本来そのようなものです。

ただ、コンクールの曲は、時間が決まっているので、生徒さんに考えさせ判断を待っていると間に合わなくなってしまうので、どうしても言ってしまいます。

本当は、コンクールの指導でも、本人主体のレッスンの方が良いとは思うのですが、、、、、

ノートに計画を書くように指導をしても、なかなかです。

生徒さんを信じよう!