おはようございます。
今日は、認知症予防について書きたいと思います。
認知症は、現在の医学では不治の病です。
認知症は、脳が壊れる病です。
脳が壊れれば、理性も自制心も思考力もなくなり自立しての生活が難しくなります。
認知症は、家族や社会が大変なのです。
認知症は、生活習慣病を予防することが大事と言われています。
生活習慣病の予防に大切なのは、食事と適度な運動と質の良い睡眠です。
ピアノを演奏することは、認知症の予防に良いと言われますが、機能的なことだけで良いと言われているのではなく、ピアノのレッスンを受けたり、ピアノのお仲間と交流を持ちピアノを楽しむことで効果があると思うのです。
一人で黙々とピアノの練習をするだけでは認知症予防にはならないと思うのです。
ピアノを媒介にして誰かとコミュニケーションを図ることで、脳が活性化し認知症の予防ができるのではないかと思うのです。
お化粧をしたり、おしゃれをすることも大事だと思うのです。
上手下手ではなく、ピアノの演奏を披露し合うことも、認知症の予防に良いと思うのです。
だって、女性は、誰かと会う時、「若くみられたい」「綺麗にみられたい」とかあると思いますし、そう言う気持ちが、認知症の予防になると思うのです。
芸能人が、綺麗で若く見えるのは、仕事がら人に見られているからです。
テレビでは綺麗で若く見える芸能人でも、化粧を落とし病着を着たら普通のおばさんと言いますか、おばあちゃんです。
60年少々色々な人を見てきて思うのは、芸能人は化粧を落として病着を着るとギャップがありますが、尼さんは歳を重ねても美しいと思いました。
でも、普段は凛としていた尊敬していた尼さんも、頭が壊れるとみんなと同じです。
二十代の頃知り合った尼さんがおりましたが、夜一人でいる時に脳梗塞を発症し、朝出勤してきた事務員さんが倒れている尼さんを発見し救急車で運ばれて、命は助かりましたが、介護施設に入所され、最後は誤嚥性肺炎でお亡くなりになりました。
脳梗塞でお倒れになられた時は、78歳でしたから、お寺の生活は認知症の予防に悪くないと思いました。
倒れられたのは12月の寒い時でしたから、冬は注意が必要ですね。
マザー牧場のに隣接している仏母寺の住職でした。
お茶の先生であり、日本画の先生でもありました。
いつも帰る時は「気を付けてくださいね」とおっしゃってくださいました。
私が、坐禅と写経をはじめるきっかけとなった方でもあります。
悩み事の相談にも乗っていただいておりました。
歳を重ねると先人は先に逝ってしまうので、当たり前ですが、相談する相手がみんな心の中になってしまいます。
私が尊敬していた方々で、認知症を発症してお亡くなりになられた方は、今のところおりません。
みなさん自分の考えをしっかりお持ちになられ人生を送られた方でした。
認知症を発症される方は、生き方にも原因があるのではないかと思うこの頃です。
98歳でお亡くなりになられた栗本尊子先生はの90歳を過ぎてヤマハホールでのリサイタルは凄かったですよ。
お手本を示してくださった諸先輩方を見習って、認知症のならない生活習慣を身につけようじゃありませんか。
今日も皆様が健康で幸せに生きられますように!