12月11日の日曜日、横浜で障害者を対象としたNPO法人全日本障害者音楽連盟副会長の前薗先生主宰のクリスマスコンサートが行われました。
私は、バッハコンクールやステップに参加される生徒さんのレッスンがあった為、伺えませんでしたが、門下生の一人が参加されました。
参加料は、無料とのことでしたので、この世の中、無料でできることは無いと思うので、どなたか、おそらく主宰者の前薗先生がご負担されたのではないかと想像します。
参加された生徒さんのお話ですと、お客様もいらしたようで、前薗先生のご関係のご近所のおばさま方のようで「上手ね」とお声をかけてくださった方もいたようで、「嬉しかった」と言ってました。
前薗先生のお人柄なのでしょうね。
つくば市で、障害者のコンサートを開催を計画しても、まず参加してくれる方がいないと思います。
教室の発表会を行った時も、障害者とレッテルを貼られて出演するのは嫌と言われたことがありました。
また、一般的な生徒さんの保護者からは、「障害者と思われてしまうかもしれないから、障害者と一緒の発表会だったら参加したくない」とおっしゃられた方もおりました。
クリスマスコンサートのプログラムを拝見させて頂きましたが、リストの愛の夢やシューベルトのソナタなど上級レベルの曲がたくさんありました。
障害があっても、みんなすごいですよ。
私もピアノパラリンピック全国大会の講評委員をさせて頂いたことがありますが、ショパンのバラードやポロネーズ、幻想即興曲など、みんなレベルが高くすごかったです。
多くが自閉症の方ですが、ピアノは心をの安定にとても良いと思います。
自閉症の危険な行為として自傷がありますが、ピアノに向かうことで回避できることもあると思います。
ただし、自分で弾いているだけでは効果が無く、聴いてくれる人が必要なのです。
ピアノで人とのつながりを感じることで、自分の存在価値をみいだすことができるのではないかと思います。
これは、障害者に限ったことではなく、人間は繋がりの中で生きていけるのではないでしょうか?
ピアノで人と繋がりませんか?
上手下手は関係無いです。
みんなで演奏をしあい、みんなでお互いに聴き合うことで幸せが得られるはずです。
以前、萩本欽一さんが司会をしていた「家族そろって歌合戦」というテレビ番組がありましたが、私の夢は、「家族そろってピアノコンサート」をやることです。
子供だけがピアノを独奏する発表会ではなく、パパもママもおじいちゃんもおばあちゃんも、笛や太鼓やカスタネットでもなんでもよいから、家族みんなで参加するファミリー部門を設けて、審査員をお呼びして、仲良し賞とかファミリー賞とか、もちろん優秀賞もあり、家族みんなが楽しめる、そしてレベルアップできる発表会を行いたいです。
音楽は、ピアノは子供だけが頑張っても上達はしないです。
子供は、幸せな家族の中で家族みんなの温かい見守りの中で育って行くと思います。
音楽で、家族を幸せにしたい!
音楽で、みんなを幸せにしたい!
最後までお読み頂き有難うございました。
今日も希望に満ちた素敵な一日になりますように!