昨日レッスンにお越しになられた小学6年生の〇〇君。
すごく上手く弾けていました。
何か心境の変化があったのかな?
とか思いながらレッスンを行いました。
実は、前回のレッスンの時に、ピティナピアノコンペティションの課題曲チャレンジのお話をして、「日比谷のベヒシュタインホールで動画撮影会があるけどプロの方に撮影してもらう?」と言うお話をしました。
あまり遠くなく具体的な目標があるとやる気が増すように思いました。
やる気のスイッチが何で入るかは、生徒さんの性格や置かれている環境により様々なので、普段から一人一人の生徒さんの環境と性格などをしっかり見ておくことが大事と思っています。
発表会でやる気が増す生徒さんもいますが、HSPやアスペルガー型自閉症のお子さんをいきなり知らない人の前で演奏させるのは危険なので、幼児は特に見極めが重要です。
とは言え、ピアノは聴いてもらって喜びが得られるものでもあるので、ピアノの喜びを得て頂けるように、ご家族にご協力を頂くこともあります。
HSPや自閉スペクトラム症のお子様はとっても繊細なので、いきなり知らない人の前で演奏するのは難しいです。
繊細さんのお子様は、発表会ごっこがおすすめです。
まずは、お家でパパやママ、ご兄弟姉妹が観客になって、生徒さんが演奏します。
この時重要なのは、親御さんが、演奏したお子様を「〇〇ちゃん、ピアノを聴かせてくれて有難う」と心からお子様にピアノを弾いてくれたことへの感謝と喜びを伝えることです。
次は、おじいちゃまとおばあちゃまをご招待して同じ発表会ごっこを行いましょう。
通常の発表会でも、懇親会や慰労会があるので、お食事会などを行うと良いと思います。
少しづつみんなの前で弾くことが気持ちが良いと言う経験をさせることで、知らない人も前でも自信を持って弾けるようになります。
子どもは、大人の温かい見守りと愛情に包まれて育って行きます。
ただし、WISCーⅣの検査ができないレベルの知的障害のお子様は、脳機能の問題がありますので別な方法になります。
最後までお読み頂き有難うございました。
みんなが音楽で幸せな人生を送ることが出来ますように!
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