指導理念

ピアノを通して、一生ピアノを楽しんで続けていける確かな演奏技術と人としての感性を養い生きていく力をつけ、誰もが尊厳を持って自由に幸せに暮らせる社会の維持発展に貢献できる人間に育てることです。

ピアノを弾くということは、ピアノを媒体として音楽そのものの美しさに出会っていくことであり、ピアノを習うということは、ピアノを弾くことによって人としての感性を養い、その後の人生を心豊かに生きていく力をつけるということにほかなりません。

「ピアノの先生」とは、単にピアノの弾き方を教えるだけではなく、「音楽家」として「教育者」として、人間にとって音楽がどうあるべきなのか、そのあり方に対しても、妥協することなく、日々理想を求め続ける人間でなければならないと思っています。同時に、一人ひとりの生徒に、音楽を通して人として大切なこと(誰もが自分らしく生きていくための表現力や感性、共感力などのコミュニケーション能力の大切さ、そのための礼儀や社会性、等々)を伝え続け、相手を育てていく視点も重要と考えております。

指導方針

  • 心と体の成長に合わせた適齢適期レッスンを行っております。
  • 手根骨の成長を考え無駄のない機能的な弾き方を教えます。
  • モチベーションの維持とレッスン効果を最大限にするため、月4回(年間48回)固定制のレッスンを行っております。ピティナピアノコンペティションや、ショパン国際ピアノコンクールinAsiaなど、全国レベルのコンクールに最低でも予選通過を目標に参加される方は、週2回のレッスンをお勧めします。※中学生以上で、自分で練習計画を立て練習ができる方は、月2回レッスンも可能です。
  • 基礎の指導を大切にしております。
  • お子様は、音楽を学ぶ上での基礎ソルフェージュ(リズム・音感・読譜・視唱・聴音)からレッスンを行います。ソルフェージュ教育は、リズム感や拍子感・音感を養うだけではなく、和声や和音の感覚、旋律のフレーズ感なども養います。ソルフェージュは、専門の道に進むか否かに関係なく、ピアノを学ぶ為に、最も大切な基礎です。基礎力がなければ、良い演奏はできません。
  • 導入から初級は譜読みからレッスンしますので、お家での練習はレッスンで弾けるようになった曲の復習です。ブルグミュラー25番とチェルニー20番からは、徐々に予習ができるように導きます。チェルニー30番からは自分で練習計画を立て練習できるように導きます。
  • 音楽は、バロック・クラシック・ロマン派・近現代の四期で出来ており、導入から四期をバランスよく学びます。
  • 学校の音楽の教科書で勉強することも教えます。
  • 学校で伴奏者のオーディションがある場合や伴奏を頼まれた場合は、ご希望により伴奏のレッスンも行います。
  • ピティナピアノステップやコンクールなどに参加します。練習の成果として、しっかりと演奏表現できた時は、大きな喜びがあり、自己実現の素晴らしさと、自分自身でやり遂げた達成感により「自信」を持つことにつながります。また、家族や友人・知人の前でそれらが上手に演奏表現できた時の晴れやかな自信は、生きていく上での力となって行きます。