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ピアノの楽しさと喜びを『心と感性を育むピアノ教室』

つくば市ピアノ教室:筑波メディカルセンター近くにある3歳半〜大人まで初歩から習えるピアノ教室です。趣味の方から専門の道に進まれたい方まで習えます。ASDやADHDなどの特性がある方も習えます。知的遅れがある方のレッスンは行っておりません。基礎を丁寧に初歩〜上級までグランドピアノ2台で楽しく分かり易く個人レッスンします。連弾やピアノ二重奏も楽しめます。

専門の道に進むか否かに関係なく、ピアノの楽しさと喜びをこたらし、人としての心と感性を育み心豊かに生きていく力をつけることを指導目的としてレッスンを行っております。ピアノを弾くということは、ピアノを媒体として音楽そのものの美しさや楽しさに出会っていくことであり、ピアノを習うということは、ピアノを弾くことによって人としての心と感性を養い、その後の人生を心豊かに生きていく力をつけるということにほかなりません。感性とは外からの刺激に対して心が動かされた時に発生する感情で、人間が人間である為に必要な心の動きです。獣や他の動物には感性はないので、感性が豊かであるということは「人間らしい心を持っている」と言う事と同然です。「美醜や善悪に対する判断即ちモラルの基礎になる心」、美しい自然現象や芸術に出合った時に「ああ、素晴らしいなあ!」「美しいなあ!」と感じる事が出来るのは人間だけが持っている感情です。即ち感性とは、「道徳・即ちモラル」や「美・即ち芸術」のベースとなる人間として最も大切な心の動きです。感性が豊かな人は悪いと思ったらそのことが出来なくなるし、そう言うことをしようとしている自分に嫌悪を感じるはずです。嘘を言うことも出来ないはずです。人の命を奪うことも出来ないはずです。従って世の中は良くなるはずです。音楽は私たちにとって安らぎであり、慰めであり、救いであり、そして喜びであり、楽しみであります。ピアノは楽しむものであり自分を表現するものであって、頑張るものではないですし、たとえコンクールと言えども競争するものではないのです。楽しむことが一番大切なことです。ピアノは楽しいから弾くのです。楽しくなかったら続かないと思います。とは言え難しいこともありますが「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを楽しく」教えるのが、指導者としての「プロフェッショナル」です。手や腕に負担のない「理」に適った奏法を身につけ、美しい音、思い通りの音で弾ける楽しみを分かち合いましょう!

ピアノは何歳から習い始めても弾けるようになりますが、絶対音感を習得したい方は3歳4歳でお始めになられることをお勧めします。

日頃の練習やレッスンの成果を発表する場として、ピティナピアノステップやコンクール・オーディション等に参加できます。

音高音大に進学されたい方は、志望校に合わせた聴音や新曲視唱・楽典なども個人レッスンします。

障害がある方へのレッスンについて

これまで、健常者と呼ばれる一般的な方のほか、低身長症、骨形成不全症、弱視、全盲、発達障害(自閉スペクトラム症・注意欠如多動症・学習障害)、などの方への指導経験も有ります。知的遅れがある発達障害の方は、WISCーⅣまたはⅤのIQ(知能指数)が70位上の方。

発達障害は、発達の仕方に生まれつき凸凹がある障害です。人間は、時代背景、その国の文化、社会状況、家庭環境、教育など、多様な外的要因に影響を受けながら、一生かけて発達していく生物であり、発達障害の人も同様です。つまり、成長とともに改善されていく課題でもあり、必ずしも不変的なハンディキャップとは言い切れないのです。もちろん個人差はありますが、「障害だから治らない」という先入観は、成長の可能性を狭めてしまいます。周囲が彼らの凸凹を理解しサポートすることにより、「ハンディキャップになるのを防ぐ可能性がある」という視点を持つことは重要です。発達障害の特徴は「言葉の遅れ」、「言葉の指示が理解できない」、「自分の思いが伝わらないと感情が大崩れする」、「じっとできない」、「感情の過敏性」、「こだわりの強さ」、体の動かし方が不器用で運動が苦手です。「個性」と「障害」の違いは、生活に支障をきたしているかどうかで、特性そのものは病気や症状ではなく、その人特有の性質であり、生まれつきの特有の脳の働き方を反映した「個性」と捉えることができます。わたくし結城美帆子は、2025年でピアノ指導歴が40年以上になり、障害がある方にもピアノを教えるようになって30年になります。発達障害(自閉スペクトラム症)については、精神分析サークル(ラカン派)で学ばせて頂き、自閉症者の可能性を実感した次第です。「音楽」は、「音」で、風景、情景、誰かの気持ちや様子、心の中の思いなどを表現する芸術です。ピアノを弾くということは、心で感じたり想ったり考えたりした「イメージ」を、音で表現するということです。このことから考えると、イメージ的把握という特殊な能力へと導かれるアスペルガー的自閉症者に、ピアノは向いていると思います。実際、専門家が観ればアスペルガー的自閉症であろうと思われるピアニストもおりますし、絵画や彫刻の分野で活躍している人もおります。そもそも音楽とは、音で自分を表現すること、つまり、音で自分を語ることです。音楽教育とは、語るべき自分らしさを育てることです。

生徒さんの活躍

茨城県取手松陽高校音楽科合格、茨城県水戸第三高等学校音楽科合格、東京藝術大学附属高校音楽科合格、東京音楽大学附属高校音楽科合格、東京藝術大学合格、武蔵野音楽大学合格、東京音楽大学合格、洗足音楽大学特待生合格。

バロック・クラシック・ロマン・近現代の4期が学べるピティナピアノコンペティションにおいて、これまで年中さんで2名が全国入賞者記念コンサートに出場、A2級(就学前)〜F級(高校3年生以下)・グランミューズ部門まで地区本選に出場しております。障がいがあってもピティナピアノコンペティションに挑戦し地区本選に出場している生徒さんも4名おります。

ブルグミュラーコンクールにおいては、発達障害の高校生がファイナルで奨励賞を受賞、自閉スペクトラム症で支援級で学んでいる中学生が予選を通過しファイナル出場、自閉スペクトラム症で支援級で学んでいる小学生がファイナル銅賞を受賞しております。

ショパン国際ピアノコンクールin Asiaにおいて、年中さん全国大会金賞・アジア大会でも金賞を受賞。指導者は、指導者賞を受賞。

ご入会2年後の年中さん、ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
A2級(未就学児部門)入賞者記念コンサートに出場(地区本選1位通過)