3人のお子さんがいらして、3人ともピアノを習っている。
3人ともコンクールに参加され、お母様もお子さんとピティナピアノコンペティションの連弾部門に参加られ見事に地区予選を通過されております。
Sさんの子供たちが大人になり、子供たちがそれぞれ結婚して子供ができ、Sさんがおじいさまとおばあさまになられた時、すごく幸せな家族の姿が目に浮かびます。
お父様もお母様もお仕事をされていて3人の子育ては大変だろうと思います。
ピアノは、コンクールに参加して結果を出す為にはそれなりの先生の指導を受ける必要もありますから、3人のお子様のレッスン費用も大変だろうと思います。
でも、ピティナピアノコンペティションにおいて、全国大会に多くを出場させている渡部由記子先生のレッスンを受けた経験は、将来の大きな糧になると思います。
渡部由記子先生は、ピティナピアノコンペティション全国大会出場者数ナンバーワンの先生で、コンペティションで全国大会出場を目指している人は、全国からレッスンに来ており、すごい先生なのです。
私自身、渡部先生の1日レッスンを受け、指導法の勉強をしております。
1日レッスンとは、まるまる1日朝から夕方までレッスンを受けるのです。
音楽大学では、指導法の、特に一番大事な初歩の指導法の授業などありませんから、ピアノを教える人は各自が勉強するしかないのです。
まずは、自分が習ったような指導をするのですが、自分が簡単にできたことが多くの子供はできないので、指導法の勉強が必要になるのです。
指導者によっては、できない生徒がいると「ピアノは向いていないと思います」と親御さんに申し上げてしまう方もいるようです。
私の教室には、知能指数が測れない重度の知的障害のお子さんや、自閉スペクトラム症など、色々な障害を抱えている生徒さんもたくさんレッスンをしておりますが、どの生徒もみんな弾けるようになっております。
20年30年と続けてショパンのワルツやノクターンが弾けるようになった生徒さんもおります。
続けることです。
諦めずに続けることで少しづつレベルアップしレパートリーが増えていきます。
みんながピアノが弾ける家族って、とっても素敵だと思いませんか?