NHKで放送していた「3ヶ月でマスターするピアノ」を視聴しての感想です。
ピアノは、子供の時にどれだけ基礎を積み重ねることができたかで楽しみ方が変わるのではないかと思いました。
ピアノは何歳から習い始めても弾けるようになると思いますが、芸術としてピアノを楽しむところまで行くためには、臨界期があるように思いました。
ピアノは、やはり体も頭も柔軟で柔らかい幼児期から遅くても10歳位までにレッスンをお始めになられるのがベストだと思いました。
ピアノとバレエと父が趣味で日舞をやっていた影響もあり私も日舞も習い名取にもなりましたが、現在も続けていることができるのはピアノだけです。
一番先にできなくなったのは、バレエでした。
日舞は中腰がキツくなってやめました。
ピアノも筋肉が落ちると若い頃のように長時間弾き続けるのは難しくなりますが、弾いたことがない曲にチャレンジすることは今でも衰えていません。
自力で歩けるうちは大丈夫かなーと思って、毎日365日歩き続けています。
これまでの指導経験からですが、40歳くらいまでにレッスンをお始めになられれば、「エリーゼのために」を原曲で表現豊かに演奏できます。
アルツハイマー認知症は40歳くらいから始まると言われているので、勝手な想像ですが、40歳くらいで何かが変わるのではないかと思います。
音楽は芸術です。
ピアノで脳トレという言葉がありますが、私は嫌いです。
音楽療法という言葉も大嫌いです。
ピアノで脳トレや音楽療法は、音楽という芸術を冒涜しているように思います。
結城美帆子ピアノ教室では、ピアノを媒体として芸術を楽しみたい方を対象にレッスンを行っております。
結城美帆子の考え方にご賛同いただける方は、お気軽に体験レッスンにお申し込みください。