結果

30日にリハーサルでコンペティションに参加した〇〇ちゃんの結果が出ました。

参加者5名で、〇〇ちゃんは、リハーサルでの参加でしたので1番でした。

2番と3番の2人が奨励賞で、4番と5番が予選通過でしたので、点数から言えば、〇〇ちゃんが一番点数が悪かったという結果でした。

けして悪い演奏ではなく、5人の中では一番安定し良い演奏だったと思ったのですが、指導者バカだったようです。

〇〇ちゃんは、ほぼ毎日レッスンに来ていて、お家でも生徒の中で一番練習もしており、渡部先生のレッスンも受けているのです。

ピアノの演奏に完璧はありませんが、出来るだけマイナスがないように演奏することが重要です。

渡部先生からは、当日の演奏について、たくさん注意を受けておりました。

まだまだやるべきことがたくさんあります。

地区予選通過を目標にしている生徒の皆さんは、心して練習してください。

けっこう厳しいです。

〇〇ちゃんは、これだけやっているのに、ミスをしたり止まったりはしませんでしたが、平均で8.0に届かなかったのです。

このことから、他の私の生徒さんたちの現在の演奏は、7点もいかないと思います。

7点取れないと、入選もできないので、頑張って練習してください。

メンタル

スポーツの世界でも、芸能界でも、うつ病や適応障害などの心の病を告白している人がおりますが、個人情報を告白する必要があるのでしょうか?

スポーツで結果を出しているからといって、メンタルが強いわけではない。

ピアノのコンクールで結果を出しているからといって、メンタルが強いわけではない。

死と生は、紙一重です。

結果を出している人の中には、ギリギリで生きている人もいると思います。

だから、時々いるでしょう「なぜ、あんなに優秀な俳優さんが自殺したんだろう」とか、芸術家の中にも自殺者はけっこうおります。

追い込み追い込まれなければ、芸術は生まれない。

バレリーナの森下洋子さんは、舞台で踊った後は、倒れ込んでしまうそうです。

バイオリンの千住真理子さんのお母様が著書の中で、江藤俊哉先生から「子供を守るのはあなたの仕事ですからね」と言われたと書かれておりましたが、演奏家もスポーツ選手も、支えてくれる人がいないとメンタルを保つのは難しいと思います。

ピアノでピティナピアノコンペティションに参加を積み重ねることでメンタルを強くできるのは、親と指導者の支えがあるからです。

コンペティションで思った結果を出せなかったからといって、コンペティションへの参加を辞めてしまったり、「うちの子はピアノの才能はないと思うので」とおっしゃってピアノを辞めさせてしまう親御さんもおりますが、これでは、お子さんのメンタルは強くなりません。

メンタルは、経験で強くなるのです。

特に、失敗の経験が、メンタルを強くするのです。

子供の頃から、「天才」ともてはやされ、失敗の経験が無く育ってしまうと、挫折した場合、立ち直れず自死を選んでしまったりするのです。

ピアノは、コンクールに参加を続けることでメンタルが強くなるのは、幼少期から失敗と成功の経験を積み重ねることができるからです。

子供の時の失敗の経験と成功の経験が重要なのです。

失敗と成功の経験を積み重ねるうちに、どうすれば自分の目標が達成できるかを学ぶのです。

失敗した時は、辛く苦しいですが、親の深い愛情があれば乗り切れますし、次への挑戦意欲が湧き出るのです。

親御さんご自身が、失敗の経験を乗り切れていないと、子供に対しても失敗を恐れて挑戦を控えさせてしまう傾向があるように思います。

不安が強い場合は、不安を和らげる安定剤を服用する人もおりますが、私は薬で緩和させるのは反対です。

薬でコントロールされた音楽は、その人の音楽ではないからです。

と言っている私自身、二十代の頃はステージに上がる時、ジアゼパムを筋注していた時がありました。

私は自分で注射を打てましたので注射を打ってましたが、薬をのんでいる人もおりました。

演奏で生計を立てているプロの演奏家でも、不安と緊張はあるのです。

宝塚出身の女優さんは、舞台が終わると病院へ直行して点滴を受けていたという人もおりました。