あらためて始めたこと。結城美帆子

生徒の感性を育てる為にどうしたら良いか悩んでいたら、子どもに漢字を意味から教えると良いとアドバイスを受けました。

なるほどと思いました。

書けなくてもいいから読めることが大切と言われました。

漢字は、もともとは象形文字ですから、幼稚園生の小さな子どもでも意味から入れば覚えられるとのことです。

そんなわけで、私自身もう一度漢字の勉強をしようと思い、小学一年生の漢字から始めております。

漢字の一から習ったことがわかりました。

あらためて勉強をし直すと、けっこう面白いです。

そろばんも、もう一度始めようと思っているのですが、教本が売っておりませんで、中々始められないでおります。

そろばんは、小学3年生〜5年生まで習って一級まで合格したのですが掛け算と割り算のやり方を忘れてしまいました。

足し算と引き算と伝票算はできます。

伝えることの難しさ。結城美帆子

知的レベルは同じではないので、全ての生徒に同じ言語で伝えても全ての生徒が理解できるとは限りません。

生徒一人一人理解できる言語で話すことが必要です。

その為には、一人一人の生徒さんの知的レベルや理解力をある程度把握して教えなければなりません。

その為に、生徒の個性をできる限り見極めることが重要となります。

これがけっこう難しいのです。

ピアノを教えることは、すごく大変なことです。

ですが、生徒の成長に携われることで自分自身も成長をし続けることができるので、さほど老いを感じることなく生きていることができます。

体力的には、きつくなってきておりますけどね。

若い頃のように、子どもと一緒に飛んだり跳ねたりはできなくなりましたが、経験から得た知識が増えております。

これからの社会を生き抜く力を育てるピアノ教室。結城美帆子

①自ら課題を発見し解決できる力

②国際的な視野で積極的に行動できる力

③AIを駆使して創造的な仕事をこなせる力

3つの力が無いと、これからの社会を生き抜くのは困難なような気がします。

与えられたことをやるだけでは自分の人生を自由に謳歌することは難しいように思います。

ピアノも教え込むレッスンではなく、自分で課題を見つけ、自ら学ぶレッスンが良いと考えております。

その為には、知性と感性を育むことが必要です。

音楽は、感じる心「感性」が育っていないと、自ら課題を見つけ自ら学ぶことは難しいからです。

レッスンでも、子供達の感性を育てる工夫をしておりますが、ご家庭でも、子供の感性が育まれるようにして頂けると良いと思います。

本物を見せると良いと思います。

本を読んで、感想を話させたり、親子で感想を述べあったりするのも良いと思います。

ピアニストだった亡き中村紘子さんは「私は技術は教えることができるけど、感性を教えることはできない」とテレビ番組で話していたことがありましたが、今のピアノ教育は、技術を教えるだけでなく感性も育てる必要があるように思います。

以前は、感性は家庭環境で育つものと考えられていたこともありましたが、今は違うかもしれません。

Bastien ピアノメソッドには、訳者により「音楽によって、子どもたち一人一人の豊かな人間性を育てられることを、願ってやみません。」とあります。

音楽は、人間性を育てられるのです。

人間性を育てる為に音楽があり、ピアノのレッスンがあり、ピアノ教室があると言っても過言では無いと思います。

愛と音楽は、神様が人間にだけ与えてくださった賜物です。