オンラインレッスンは誰の為?結城美帆子

コロナでオンラインレッスンを始めた教室や、ピアノ教室をやめてしまった先生もおります。

自宅で教室を開室している先生は、もし、感染している人がレッスンに来たら家族に感染させてしまう不安から、教室を閉じたり、オンラインレッスンに切り替えた先生もいるのではないでしょうか?

当教室には、先生に感染させたら申し訳ないのでと、オンラインレッスンを希望された生徒さんもおりました。

オンラインレッスンは、最低のレッスンはできますが、手のホームを直したり、音づくりなど、細かい指導はできませんので、ピアノは対面レッスンに勝るものはないと思います。

お医者様も、患者さんと距離をとるようになったようですが、オンライン診療も可能になったようですが、私は受ける気にはなりませんね。

感染防止対策は必要ですが、汚いものを扱うようなことはしたくないですし、されたくないです。

子供の中には正しくマスクができない生徒もいるので、飛沫感染防止にフェイスシールドをつけてレッスンをしておりますが、ゴム手袋をしてレッスンをするのは嫌ですね。

除菌は除菌水の費用がかかり、消毒する時間も大変ですが、生徒さんも私もお互いに安心してレッスンができるように頑張っております。

でも、発熱している時や、体調が悪い時は、レッスンはお休みしてくださいね。

レッスン料がもったいないから休みたくないという人がいたとしたら、あなたにとってのピアノのレッスンの価値をお考え頂くと良いと思います。

自立して生きていける障害者と自立は難しい障害者。結城美帆子

60歳になる知的障害を伴う自閉症の生徒さんがおります。

彼女は、てんかんもある為、発表会には参加されませんが、もう20年近くレッスンに通って来てくださっておりますので、ショパンの幻想即興曲やドビュッシーの月の光などを好んで弾かれます。

就労支援施設の通われて、数年前にお父様を亡くされて、現在は80歳近くになるお母様とお二人で暮らしております。

お母様の体調がよろしくないようで、ご入院をされたとのことです。

いつも、お兄様がピアノのレッスンに連れてきてくださっていたのですが、お兄様にもご家庭がありますから、ピアノを続けるのは難しいかもしれませんね。

施設へ入所したら、ピアノを弾いたりレッスンに来るのは難しいでしょうから、ピアノを続けるのは難しいでしょうね。

施設へ入所しても、ピアノを弾き続けて欲しいと願っておりますが、すべての施設にピアノがあるわけではないですし、ピアノがあっても自由に弾かせてくれるとは限りませんからね。

なんか、やるせない気持ちです。

親が元気なうちは親が子供の面倒を見られるので家で生活ができると思いますが、親が歳を取り子供の面倒を見ることができなくなったら、自立が難しい人は施設へ入所するしかないみたいですね。

兄弟姉妹がいても、それぞれ家庭を持てば、面倒を見るのは難しいでしょうね。

子供の将来を考えると、集団生活に慣れされておいたほうが、幸せかもしれませんね。