音楽を学ぶということは「真・善・美」を追求することです。結城美帆子

ピアノを学ぶということは、音楽を学ぶということです。

音楽を学ぶということは「真・善・美」を追求することです。

美しい音を追求することです。

美しい音を出すために、どうすれば良いのか?

美しい音とは、どんな音なのか?

作曲家の真髄は、何なのか?

考えることは、たくさんあります。

ピアノを学ぶということは、真を追求することです。

ピアノを学ぶということは、心を学ぶということです。

ピアノを学ぶということは、善を学ぶということです。

作曲家の想いに心を馳せることができれば、適当な演奏はできません。

色々な作曲家の作品を演奏する時、作曲家の作品を演奏させて頂くわけですから、どんな時でも、作曲家に感謝の気持ちを込めて演奏をさせて頂きましょう。

なぜなら、作曲家が作曲をしてくださらなかったら、その曲を演奏できなかったわけですから。

楽譜を使って演奏でできることは、当たり前のことではないのです。

バイエルも、チェルニーも、ブルグミュラーも、ショパンも、彼らが作曲をしてくださったから、彼らの素晴らしい作品を演奏することができるのです。

私は、レッスン室に入る時に「お願いします」、レッスンが終わってレッスン室を出る時に「ありがとうございました」と言って頂いているのは、私に言って頂いているのではなく、レッスン室とピアノと作曲家に感謝の気持ちを込めて言って頂いているのです。

人間の肉体は滅びますが、人間の精神は滅びることはありません。

精神を引き継ぎ、伝えていくのです。

レッスン室は、ピアノをとおして人間の精神を引き継ぎ後の人に精神を伝える場所なので、神聖な場所なのです。

私は、レッスンをさせて頂く時、作曲家の方々や、私に音楽を教えてくださった先生方、私に音楽という賜物を授けてくださった両親に、感謝の祈りを捧げてレッスンをしております。

子供に挨拶を教える時、心を教えないと、必要な時に自分から挨拶ができる人に育つことはありません。

どんな言葉を教える時でも、意味を教え心を教えましょう。

言葉だけを言わせるのは、おうむに言葉を教えるのと同じです。

人間の子供は、心がありますから、心を育てましょう。

犬やお猿さんのように調教ではなく、人間の子供には心がありますから、心が育つように愛情を込めて育てましょう。