ピアノを始める適齢期とは。結城美帆子

3歳0ヶ月です。

または、幼稚園の年少さんに入園する半年前にご入会頂くのが、一番生徒さんを伸ばせます。

ピアノは、先取りが絶対良いです。

年少さんで、コンクールの経験をさせると、余裕がありますから、小学校入学の時には、ピアノが得意と言えるお子様に育ちます。

小学校入学の時に、何か一つでも得意なものがあると良いと、精神科医の和田秀樹先生も著書に書かれております。

3歳で個人レッスンは無理とおっしゃるピアノの先生もおりますが、無理ではありません。

私の教室では、年少さんから、ピティナピアノコンペティションやブルグミュラーコンクールに出場しております。

考えるレッスン。結城美帆子

私のレッスンでは、導入期は基本的なことをしっかり教えますが、いったんピアノのレッスンに入りましたら、新しいことが出てこない限り、生徒さん自ら考えて譜読みをし弾いてもらうようにしております。

生徒さんが、正しく理解できているかどうかを把握しながらレッスンを進めていかなければ、生徒さん自身が誰にも頼らず弾けるようになるということができないからです。

正しく出来ているかどうかも、まずは生徒さん自身に判断してもらいます。

正しく出来ていなかったと生徒さんが判断した場合は、どこがどのように正しくなかったかを考えてもらいます。

このようなレッスンをすることで、考える力が付き、地頭が育ちます。

これからの時代は、地頭力が重要ではないかと思います。

人間の子供は、ペットではないのです。

私は、警察犬ジャーマンシェパードの訓練をしていた時がありますが、犬や猿など動物は調教と言います。

人間の子供は動物でもペットでもないので、人間の子供に調教はしません。

犬や猿を調教する時、一番最初にやるのは「服従訓練」です。

人間には、服従訓練はしません。

人間の子供に最初に教えなければいけないことは、ルールを守ることではないかと思います。

なぜ、ルールを守ることを教えなければならないのかと申しますと、命を守る為です。

交通ルールが守れず、赤信号で渡ってしまったら、運が良ければ命があるかもしれませんが、運が悪ければ自動車にぶつかって死んでしまうかもしれません。

社会の中で生きていく為には、「ルールを守らなければ自由に生きていくことはできない」と言うことを教えなければいけないと思います。

ルールを守らないと、警察の留置所に入れられたり、精神病院に措置入院をさせられ、自由を奪われることになります。

動物は、服従訓練ができていないと、安楽死をさせられるのです。

ジャーマンシェパードで、攻撃ができる高等訓練をする場合、訓練に失敗した場合、安楽死をされるしかなくなるので、高等訓練を行うかどうかは犬の状態をよくよくみて判断をして行います。

犬は、もともと本能で噛む動物なのですが、服従訓練で噛んだらいけないと言うことを徹底するのですが、高等訓練は、犬の本能を剥き出させるので、完璧に服従訓練ができていないと大変なことになるのです。

動物は、最後まで人間に服従ですが、人間の子供育ての最終目標は、子供の自立です。

人間の子供は、犬や猫のペットとは違うのです。

ピアノも、生徒さんが自ら弾きたい曲を誰にも頼らず弾けるようにすることが、指導者の役目と考えておりますので、考えるレッスンをしております。