音楽を愛するとは。結城美帆子

ピアノを奏でるということは、作曲家の想いを自らの心と体を通して伝えることです。

演奏をしているのではない。

ピアノを弾いているのではない。

演奏をさせて頂いているのです。

ピアノを弾かせて頂いているのです。

作曲家が作曲をしてくださらなかったら、私たちは演奏をすることができないのです。

ピアノを演奏する時は、作曲家に感謝をして演奏しましょう。

ダラダラした気持ちで弾くのは、曲を作曲してくださった作曲家に失礼だとは思いませんか?

愛情がなかったら、他者を愛おしむ気持ちがなかったら、良い演奏が出来るはずがないです。

作曲家に断りもなく移調して歌うのも良くないと思います。

たとえ練習であっても、心を込めて引いて欲しいと思います。

作曲家は、なぜ、「アレグロ・モデラート」と書いたのか?なぜ、ここにpを書いたのか?作曲家の想いを想像して気持ちを込めて引いて欲しいと思います。

ピアノを弾くというのは、指の機能訓練ではないのです。

音楽なのです。

愛がなければ、音楽ではありません。

作曲家を愛し、愛を込めて演奏しましょう。

私は、音楽はプラトニックラブだと思ってます。