目から鱗の渡部由記子先生のレッスン。結城美帆子

ハノンが、こんなにも表現力の勉強になるとは思っていなかったので、目から鱗でした。

私の今までのハノンの使い方は、非常にもったいない使い方をしていたと反省をしております。

昔と今のピアノは違いますので、今のピアノは昔のピアノに比べると軽くなっているので、弾きやすくなっておりますし、私が教わってきたハイフィンガーじゃなくても、響く音が出せるようになっているので、ピアノが進化したわけですから、ピアノの弾き方も当然進化しなければならないのです。

ハーフタッチは、構造上、グランドピアノしかできないタッチですから、ピアノのテクニックはグランドピアノでなければ学べないとも言えます。

昔のピアノは、重かったので、指を高く上げて上から落とすようなタッチで弾かないと音が響かなかったのです。

渡部由記子先生のレッスン室のピアノは、スタインウェイのピアノで、非常に軽いです。

スタインウェイが良いと言われる理由は、弾きやすいからです。

アップライトピアノは、屈折しているので、1分間にできる打鍵がグランドピアノの半分ぐらいないので、弾きにくいのです。

自分なりにタッチを直してきたつもりでおりましたが、注意を怠ると指が鍵盤から上がってしまって、叩きつけるようなタッチになってしまう時があります。

癖を直すのは大変です。

昨日の渡部由記子先生のレッスンで、重音を弾く時の3番指が上がりやすいことがわかりました。

私が音楽大学でレッスンを受けていた先生は、速い曲のレッスンを受けている時、指が動かなくなってしまった時に先生に「指が動かないんです」と申し上げましたら、「屁理屈言わない」と先生に言われてしまいましたので、どうすれば上手く弾けるようになるのかは教えて頂けませんで、ただやるしかないって言う感じのレッスンでした。

渡部由記子先生は、理論的にかつ具体的に教えてくださいます。

ピアノは、指の瞬発力で音を出すのです。

けして、鍵盤の上から叩きつけるものではないのです。

シーソーで遊んでいる時のことを想像するとわかりやすいと思います。

小学生の時、初めてハノンを与えられた時は、先生から指を上げて鍵盤から指を高く引き上げて振り落とすよう言われましたが、今でも昔のままの指導をしているピアノの先生もいるようですが、今はそんなことはしないのです。

大事なのは関節、脱力、脱力できる手の形、指先に体重を乗せることができる手の形を最初にできるようにすること、できなければ、良い音は出せないので一つ一つできるようにしながら進んでいくことです。

ソルフェージュも重要です。

今後ハノンに入る方は、生徒さんにも全音出版のハノンではなく、渡部由記子先生のハノンを使ってレッスンさせて頂きたいと思います。

現在ハノンを使っている生徒さんも、渡部由記子先生のハノンを使って勉強したい方はご購入ください。

私は、今日から渡部由記子先生のハノンを勉強します。