障害がある方のレッスンについて。結城美帆子

8月下旬から体験レッスンのお申し込みが増えており、特に発達障害のお子様のお申し込みが増えております。

私が障害がある方にピアノを教えている理由は、ピアノのレッスンを通して、発達障害の改善をしながらピアノが弾けるようにすること、そして社会で自分の力で自分の人生を生きていける人間に育てることを目的にしております。

発達障害の改善は、脳科学の観点から8歳が臨界期と言われておりますので、5歳〜7歳くらいまでのお子さんをレッスンの対象とさせて頂いております。

自分の力で生活を営んでいる大人の方は障害があってもレッスンを致しますが、保護を受けて生活を営んでいる方のレッスンはお引き受けしておりません。

時々、施設に通われている自閉症や精神障害の方からのお問い合わせの電話やお申し込みがあるのですが、私の指導目的に合わないので、お断りをさせて頂いております。

誰でもウエルカムと言うわけではないので、ごめんなさい。

Sさん家族。結城美帆子

3人のお子さんがいらして、3人ともピアノを習っている。

3人ともコンクールに参加され、お母様もお子さんとピティナピアノコンペティションの連弾部門に参加られ見事に地区予選を通過されております。

Sさんの子供たちが大人になり、子供たちがそれぞれ結婚して子供ができ、Sさんがおじいさまとおばあさまになられた時、すごく幸せな家族の姿が目に浮かびます。

お父様もお母様もお仕事をされていて3人の子育ては大変だろうと思います。

ピアノは、コンクールに参加して結果を出す為にはそれなりの先生の指導を受ける必要もありますから、3人のお子様のレッスン費用も大変だろうと思います。

でも、ピティナピアノコンペティションにおいて、全国大会に多くを出場させている渡部由記子先生のレッスンを受けた経験は、将来の大きな糧になると思います。

渡部由記子先生は、ピティナピアノコンペティション全国大会出場者数ナンバーワンの先生で、コンペティションで全国大会出場を目指している人は、全国からレッスンに来ており、すごい先生なのです。

私自身、渡部先生の1日レッスンを受け、指導法の勉強をしております。

1日レッスンとは、まるまる1日朝から夕方までレッスンを受けるのです。

音楽大学では、指導法の、特に一番大事な初歩の指導法の授業などありませんから、ピアノを教える人は各自が勉強するしかないのです。

まずは、自分が習ったような指導をするのですが、自分が簡単にできたことが多くの子供はできないので、指導法の勉強が必要になるのです。

指導者によっては、できない生徒がいると「ピアノは向いていないと思います」と親御さんに申し上げてしまう方もいるようです。

私の教室には、知能指数が測れない重度の知的障害のお子さんや、自閉スペクトラム症など、色々な障害を抱えている生徒さんもたくさんレッスンをしておりますが、どの生徒もみんな弾けるようになっております。

20年30年と続けてショパンのワルツやノクターンが弾けるようになった生徒さんもおります。

続けることです。

諦めずに続けることで少しづつレベルアップしレパートリーが増えていきます。

みんながピアノが弾ける家族って、とっても素敵だと思いませんか?