赤坂動物病院総院長の柴内裕子先生に言われたこと。結城美帆子

柴内裕子先生は、以前、犬を飼っていた時に大変にお世話になった獣医さんです。

柴内裕子先生は、日本で初めての女性の臨床獣医さんではないかと思います。

とても御尊敬申し上げております。

愛犬のチワワが亡くなった時、落ち込んでしまいましたが、柴内先生のおかげで立ち直ることができました。

そこで、何か恩返しをと考え、捨て犬や捨て猫の保護活動をしようかなと申し上げましたら、柴内先生から「あなたがすることじゃないでしょ、あなたにはもっと別なことができるでしょ。」と言われたのです。

先生は、私を買いかぶっているのではないかと思いましたが、捨て犬や捨て猫をするような人間を生み出さない社会にすること、人間教育、音楽で人間を育てるということなのかなと思いました。

私、色々な人に出会いました。

色々な人に出会って、色々なことを学ばせて頂きました。

みんなすごい人たちですけど、みんな偉ぶったところが無く、こんな私に普通に接してくれて、色々なことを教えてくださいました。

私の財産です。

日曜日にお会いした岩田公雄さんも、いつもお世話になっている岡部先生も、みんなすごい人たちですけど偉ぶったところが無く普通に接してくださいます。

東敦子先生も普通の人でした。

でも、皆さん真剣に生きていらっしゃる方々だと思います。

類は友を呼ぶと申しますが、本当ですね。

笑顔があふれるピアノ教室。結城美帆子

私は堅苦しいのは好きではないのですが、以前お越しになられていた生徒さんのお母様から「ニコニコしてレッスンをされているとなんかバカにされているみたいでいい気持ちじゃないです」とご指摘を受けたことがありまして、色々考えたのですが、精神分析的観点から考えれば、どういう風に感じるかは、自分自身の心の問題でもあるので、自分のスタンスで続けることに致しました。

40年間、実に様々な方々とお会いしました。

みんな自分を守ることに精一杯で余裕がないのかもしれませんね。

電車やバスでお年寄りや妊婦さんに席を譲ると「偽善者」と言われるから、今は席を譲らなくなったと聞きました。

他者の目を気にし過ぎなのではないかと思うのですが、他者から良い評価を受けたいと言いますか、ほめられたい欲求みたいなものを大人になっても引きずっているような人がいるように思います。

自分は自分でいいと思うのですが。

ピアノのレッスンでも、マルをつけてあげると嬉しいみたいですしね。

本来は、マルなんていらないと思うのです。

指導者が良くできたと思うのではなく、本人はどう思うのかが大事なんですけどね。

自分自身が、何が美しくて、何が真実で、何が善なのかを見極めることが大事なんですけどね。

「先生が良くできたと言ったから良くできたんだ」ではダメなんです。

「先生が良くできたと言ったから良くできたんだ」は、自閉症です。

私は、自閉症の生徒さんでも、自分で考えるように導いておりますので、時間がかかりますが、自分で考え判断できるようになっていきます。

人間は、猿回しの猿とは違うのです。

人間の言葉をまねるオウムには心が連動しているわけではないですが、人間が喋る言葉には心があるのです。

音楽は、心を自由に表現できるものなのです。

だから自閉症者にも良いと思うのです。

私のレッスン室では、喜怒哀楽を自由に表現して欲しいと思います。

そうすることで心が昇華されます。