発達障害の改善もできる結城美帆子のピアノ教室。

私の教室には、たくさんの発達障害の子どもたちがレッスンに来ております。

多動がひどくて、ピアノの椅子に座っていられなかった小学三年生の自閉症スペクトラムの男の子は、足をブラブラされることが無くなり、今日はバイエルの51番をレッスンしました。

ADHDがあるので、最後までノーミスで弾くのが困難なのですが、ミスをする理由が自覚できれば直すことが可能です。

障害があっても、自分で考えることが大切です。

自分で考えて、自分で判断して、自分で行動できるように導くことが指導と考えております。

ADHDがひどい場合は、一小節でもいいからミス無く弾けるようにして、自信を持たせるように導きます。

一小節ミスをしないで弾けたら、誉めます。

次に二小節ミスをしないで弾けたら、誉めます。

そして、自信をつけながら最後までノーミスで弾けるように導きます。

ADHDの人がミスをする理由は、楽譜を順に追っていくことができないからです。

目で追っていくことができるようになれば、最後までノーミスで弾けるようになりますので、私は指し棒を使って補助をします。

健常者でも、どこを弾いているのかわからなくなってしまう人がおりますが、同じ理由です。

要するに集中力の問題です。

ピアノは、集中力がないと上手く弾けるようにならないので、ピアノを習うと集中力が育まれるのです。

障害があるお子様について。結城美帆子

個人的な意見ですが、あまり障害障害と決めつけないほうがよいと思います。

たとえ障害があったとしても、社会の中で生きていくためには、守らなければならないことがあり、それは生涯がなくてもあっても変わりません。

発達障害でコミュニケーションが苦手で、気に入らないことがあったり嫌なことがあると我慢できずにすぐに叩いたり手を出してしまうというお子さんがおりますが、いけないことはいけないと教えなければダメです。

社会に中で自由に生きるということは、ルールを守るということです。

社会のルールが守れない場合は、警察や精神病院に拘束され自由を奪われることになるのです。

自由を手に入れるためには、どうしなければならないのかということを教える必要があると思います。

障害があってもなくても、なぜルールを守らなければならないのかを教えなければいけないと思います。

私が小さい頃は、「悪いことをするとおまわりさんに連れて行かれちゃうよ」何て言われたのですが、後にそんな言い方をすると責任転換で子供の教育には良くないと言われるようになり、最近では言われなくなったと思いますが、けして間違っていたとは思いません。

私が小学生の頃、子供の会話でも、今は人権の問題で言えないと思いますが、「悪いことをするとパトカーが来るよ、クルクルパーの人には黄色い車(精神病院の車)が来るよ」などと言っていたように思います。

それが子どもたちの間では、犯罪の抑制効果となっていたように思うのです。

子ども心に、パトカーも黄色い車も怖いと思ってました。

まだライ予防法があって、保健所の人に連れて行かれるということもあったようです。

子どもでも親子間でも、暴力はルール違反ですから、警察に拘束されるのです。

人間には言語があるのですから、暴力でなく人間らしく言語で教えましょう。

子どもを力で抑えようとすれば、力で返してくるのは当然です。

叩かれたことがある子どもは、人を叩くようになります。

虐待をする親は、親自身が親から虐待を受けて育ったと言われております。

虐待は、連鎖します。

ピアノのレッスンで培ったものは生きる糧となります。結城美帆子

ピアノがそれ相応に弾けるようになるには、毎日の練習が必要ですので、忍耐力が育まれます。

忍耐力は、急に身につくものではありません。

忍耐力は、自分の夢を叶える時に役に立ちます。

忍耐力は、もし、何らかの病気になって治療をしなければならない時も役に立ちます。

忍耐力は、災害などにあった時にも役に立ちます。

形あるものは無くなりますが、ピアノのレッスンで培ったものは生涯無くなりません。

私は、生きるために必要なたくさんのことを音楽のレッスンで学びました。