親御さんへお願い。結城美帆子

お家では、お子様の練習を聴いてあげてください。

ただし、親御さんが手拍子をしたり、教えたりするのはやめましょう。

お家で親御さんが教えたりしますと、子供は「ピアノの先生はマルをつけてくれる人」と認識してしまう場合があります。

レッスンは、修正する場でもあるのです。

完璧にできるようになっていなければならないということはないのです。

できないことを、できるようにするのが、私の仕事です。

また、楽譜を買いに行かれる時も、お子様とご一緒に楽譜屋さんに行かれることをお勧め致します。

お子様に、ピアノの楽譜がたくさんあることを教えてあげて欲しいのです。

面倒でも宜しくお願い致します。

中学生の悲しい事件が起きましたね。結城美帆子

いじめっ子が、いじめていた子に反撃され、結果殺されてしまったのではないかと思います。

殺された子供の母親は、「何でうちの子供がこんな目に合わなければならないのかわからない、絶対に許せない」とおっしゃっているようですが、自分の子供がいじめをしていた事をご存知だったのでしょうか?

何か事件が起きるたびに思うのですが、被害を受けた人にも被害を受ける理由が何かしらあったのではないでしょうか?

自分では知らないうちに恨みをかっている場合もありますからね。

自分の子供はいじめなんかしているわけがないと思いたいかもしれませんが、自分ではいじめなんかしていないつもりになっているだけに思われる生徒さんもおります。

演奏を聴くと心の中が見えるのです。

鍵盤をいつもハーフタッチで弾く生徒もいれば、ピアノが壊れるのではないかと心配になるほどこれでもかと力を入れて弾く生徒もおります。

その子のパーソナリティも影響しますが、その子の心の状態で無意識に弾き方が変わり音が変わるのです。

思いやりがあり心根の優しい人は、優しい音を出します。

自己肯定感が低い子供はや、親や他人の評価を気にしている子供の演奏を聴いていて連想するのは、穴の空いたチーズなのです。

自閉症の子供の演奏は、心を感じないのです。

親子関係がうまくいっていないと思われる子供の演奏を聴いていると、刃物で胸を刺されるのではという思いにかられる時もあります。

私は、精神分析家の位置になってしまったということなのでしょうね。

いじめっ子と、いじめられっ子は、紙一重のような気がします。

当教室の生徒が、いじめっ子にならないことを心から祈ります。

他者の心の痛みに想いを馳せることができる思いやりがある心根の優しい人に育ってくれることを心から祈ります。

人間とは。結城美帆子

人間て何なのか?

死の恐怖を抱えながら、なぜ、恐怖を抱えるであろう人間を生み出すのか?

音楽とは何なのか?

なぜ、音楽を学ぶのか?

ずっと問うてきた。

世の中には、実に様々な人間がいる。

様々な職種の様々な考えの様々な人間がいる。

「人間の欲望は他者の欲望である」ジャック・ラカンの言葉を知って、自分がこの世に生まれ生きている理由がわかったような気がした。

そして、自分が音楽をこよなく愛し、音楽から離れなれない理由もわかったような気がした。

そして、私にとって音楽とは何なのか、わかったような気がしました。

そして、ピアノを教える意味もわかったように思いました。

人間は、ずっと昔から音楽と共に生きてきたのです。

人間は、ずっと昔から、音楽と共に祈り生きてきたのです。