2年半障がい者施設で働いて感じた事

最初は、障がい者がかわいそうに思いました。2年目は介護をしている職員がかわいそうに思いました。私が勤めていたのは第一級障がい者施設でしたので、全介助の人が多かったのですが、施設での仕事はを一言で言って下さいと言われたら、「排泄介助に始まり排泄介助で終わりです。」と申し上げます。そして、一番体力が消耗する仕事は、週3回の入浴介助でした。汗だくだくでした。2年半で、5人の入所者がお亡くなりになりました。一人は20歳そこそこの車イスで生活していて言葉はが喋れない男性の入所者でしたが、家族の方に電話をしてもなかなか来てくれなくて、ようやく来てくれて入院出来たのですが、入院した翌日に多臓器不全でお亡くなりになりました。当時、入院は、家族がさせる事になっていたので、施設では嘱託医が施設ないで治療をするしか出来なかったのです。自分の子供が苦しんでいるのに4日も迎えに来なかったのです。そして、亡くなったとき、このお母さんは「親より早く死ねて良かったです。」と言われたのです。ショックでした。家族がいるのに一年に一度も面会に来ない人もおりました。障がい者の施設って誰の為にあるのでしょうか?障がい者本人の為でしょうか?それとも介護をするのが大変な親や家族が楽をする為なのでしょうか?障がい者の為にたくさんの税金が使われておりますが(例えば、週5回放課後デイサービスを利用した場合、本人は1割負担で3万円を負担した場合、27万円が介護保険税金から支払われます。)本人の幸せの為でしょうか?それとも親の幸せの為なのでしょうか?私は、障がいがある方も多数レッスンをしておりますが、障がいがあっても、五体不満足の著者乙武さんやテンプルグランデインの様に自分で稼いで自分の人生を謳歌出来る人になって欲しいと思っているので、非常に大変ですがレッスンをさせて頂いているのです。障がい者施設の中での生活は、食べるには困らないと思いますが、自分の人生を謳歌するのは難しのではないかと思いました。