自分の頭で考えて行動できる人に育ってほしいと思います。
ピアノレッスンとは関係がないことですが、障害者施設で働いたこともあり、障害者にもピアノを教えているピアノ教師の立場からも、女性としても、黙っていられないことがあります。
それは、旧優生保護法についてです。
障害者が強制的に避妊手術や去勢手術を受けさせられたということについてです。
確かに障害者への強制的な避妊去勢手術はよくなかったかもしれませんが、旧優生保護法で助かった女性もいたのではないでしょうか?
昔は、女性は男性の餌食になっていた時があったのです。
そのような女性を救う目的でもあったのではないでしょうか?
その証拠に、この法律の制定には、加藤シヅエさんが関わっています。
私の母が結婚した頃は、保健所で避妊とか家族計画とかの講習会が行われていたようで、女性が避妊をするようになったのです。
戦後間も無くの頃までは、すべての女性が避妊の知識があったわけではないと思います。
現代のように簡単に避妊ができる「ピル」なんていう薬もありませんでした。
レイプによる妊娠もあったのです。
旧優生保護法とは、そのような女性を守る為の法律でもあったのではないでしょうか?
色々なことを考えられる人に育ってほしいです。
そして、みんなが尊厳を持って幸せに切らせる社会の発展に貢献できる人に育ってほしいと思います。