確かな演奏技術と生きる力を育てる結城美帆子ピアノ教室のブログにご訪問頂き誠に有難うございます。
結城美帆子ピアノ教室では、練習する時間が少ししかない時でもできる10分間の指トレーニングを教えておりますが、10分間の指トレーニングで演奏する力が養われるということではありません。
10分練習は、指を開いたり動かしやすいようにする準備です。
ピアノが上手くなるには、持続力も必要で、筋肉も必要です。
その為の練習として、ハノンはとても良い教則本です。
音楽高校に通っていた頃は、ハノンは、1番から最後まで全部弾いていました。
現在は、指が動かなくならないようにと腕の筋肉が落ちないように、弾き始めたら止まらずに最低30分は続けて弾くようにしています。
生徒の皆さんも、ハノンは最低でも30分は弾き続けましょう。
なぜ30分かと申しますと、ダイエットでウオーキングをしていた時、脂肪が燃えるのは20分過ぎからと言われたので、腕の筋肉の維持にも20分以上は必要なのかなと思ったからです。
筋肉が減ると響きのある音が出せなくなったり、長時間弾き続けるのが困難になり悪循環に陥ります。
健康が大事ということです。
ピアノのレッスンは、永遠に続くことではありません。
私は、お子様の場合、高校卒業を区切りと考えています。
高校卒業までに、ショパンのエチュードやベートーヴェンの三大ソナタなど上級レベルの曲が弾けるように育てることを指導目標にしています。
具体的には、私はピティナに所属していますので、ピティナピアノコンペティションであれば高校3年生以下のF級でコンペティションで地区本選出場、またはピティナピアノステップ最終ステップの展開3合格、この2つを目標にレッスンを行っています。
その為に、小学6年生でピティナピアノコンペティション小学6年生以下のC級チャレンジを目標にレッスンを行っています。
小学6年生でC級レベルの曲が弾けるようになっていないと、それもある程度上手に弾けるレベルになっていないと、長年の指導経験から、勉強が忙しくなる中高とピアノを継続するのが難しくなるからです。
中学高校と習い事が続くかどうかは、まずはその習い事が大好きということ、そしてその習い事で自信が持てること、「ピアノが得意、ピアノが上手い」と思えることです。
中学高校と続けることができたら、生涯にわたりピアノを楽しむことができます。
上級レベルまで弾けるようになって、やっと弾きたい曲が自由に弾けるようになります。
そうなったら、自分が学びたい曲をそれぞれ得意とする指導者のところへワンレッスンでレッスンを受けに行けば良いのです。
私は、いまだに必要と思えばレッスンを受けに行きます。
指導で悩んだ時も、個人レッスンを受けに行ったりします。
ピアノは、何歳から習い始めても弾けるようになりますが、土台は子供の時が一番築きやすいです。
特に3歳4歳の幼児期に始めることを勧めします。
3歳4歳でピアノを習い始め、絶対音感のトレーニングも行うと、生涯消えることがない知的財産でもある絶対音感を習得することも可能です。
絶対音感は、無くてもピアノは上手く弾けますが、音楽を学ぶ上では、絶対音感は無いより有った方が良いです。
絶対音感があると、楽器が無くても作曲ができます。
ピアノは、計画的に習うことをお勧めします。
無計画にダラダラ習うと、上手く弾けないままピアノを辞めてしまうみたいにならないとも限りません。
お月謝を無駄にしない為にも、計画的に習いましょう。
結城美帆子ピアノ教室では、小学4年生までにレッスンをお始め頂ければ、小学6年生でピティナピアノコンペティション小学6年生以下のC級にチャレンジできます。
随時体験レッスンを承っております。
入会は自由ですので、お気軽にお申し込みください。
最後までお読み頂き有難うございました。
今日も素敵な一日になりますように!