子育てには、親の認知度が必要かもしれません。
親が科学的な理解があれば、最近流行りの脳育なんてものには興味はないと思う。
なぜなら、IQは生まれながらのものだからで、伸ばそうと思っても伸ばせるものではないということは、精神医学では常識ではないでしょうか?
音痴も生まれながらのもので脳の問題ですから、後天的に音痴になった場合には発声機能の問題で音痴になる場合もあるけど、生まれながらの音痴を直すことは無理と、知り合いの精神病理学が専門の医師に言われたことがあります。
先日、体験レッスンを申し込まれた方が、5歳2ヶ月自閉症スペクトラムのお子さんでしたが、「絶対音感の才能があるか?見て頂きたい」とおっしゃいました。
絶対音感は生まれながらの才能ではなく、ごく限られた時期に適切なトレーニングを受けることで習得が可能な知的財産です。
障害があるお子さんを育てている親御さんの中には、一生懸命に我が子の才能を探しているように思えるような方がおります。
お気持ちはわからなくはないですが、正しい知識を持たれた方がお子様の幸せに繋がると思います。
現在、ピティナピアノコンペティションが行われていますが、明日明後日は、特級二次が行われますが、つくば市の深津天馬君も一次を通過しています。
深津天馬君は、渋幕の高校2年生です。
桐朋子供のための音楽教室で学び始めたようですから、ソルフェージュをきちんと学ばれていると思います。
ソルフェージュは、音楽を学ぶためには絶対に必要な基礎なのですが、週1回30分レッスンでピアノとソルフェージュのレッスンを行うのは難しいです。
趣味でもソルフェージュは必要です。
ソルフェージュ力が無いと、拍子感が無い演奏になってしまったり、生徒さんが拍子感を自覚できずに演奏をしていたりすると、どのコンクールでも予選通過は難しいです。
ピアノを楽しむためには、上手く弾けた方が楽しいです。
その為には、基礎力・ソルフェージュ力をつけましょう。
正しい脳の使い方でピアノを弾けば、ピアノを弾くことが脳を活性化し脳を育てることになります。
たとえ趣味でも、お子さんに本気で真剣に習わせて欲しいと思います。
一回一回のレッスンを次に繋がるレッスンにしましょう。
時間は有限なのです。
プロのピアノの指導者であれば、「やってみなければわかりません」なんてことは言わないと思います。
私は、経験からですが、IQが最低でも70あれば必ず弾けるように導けると、自信を持って申し上げることが出来ます。
大人は、脳機能と身体機能から遅くても40歳くらいまでの方であれば、「エリーゼの為に」を原曲でin tempoで弾けるようになります。
アルツハイマー型認知症は40代から始まると言われますが、ピアノは脳で楽譜を読み脳で演奏するので、認知機能が衰えると難しくなります。
前頭前野が衰えてくると、新しいものを挑戦しようとする意欲も失われてきますので、ピアノで認知症を予防したいのであれば、40歳くらいまでにお始めになられることをお勧めします。
子どもの時に、ソルフェージュも学び基礎力を高めておくと、大人になっても楽しくピアノを続けることが出来ます。
必ず上手く弾けるように責任を持ってご指導させて頂きますので、本気で習わせて頂きたいと思います。
今は、IQが70以上の方であれば、どんな方でも弾けるように導くことが出来るようになったので、無料の補講レッスンは行っておりませんが、以前は、上手く弾けるようにならない生徒さんは、無料で補講レッスンを行っておりました。
ピアノの指導者とは、生徒さんにピアノを弾けるようにするのが仕事でレッスン料金を支払って頂いているわけですから、生徒さんが弾けるようにならなかったら詐欺になってしまいます。
我が子を信じ真剣に習わせてください。
そしたら、深津天馬君のようにピアノを習い始めて13年でベートーヴェンのソナタNo.7やショパンのエチュード・バッハの平均律が弾けるようになります。
当教室では、ピアニストを育てるレッスンキャリキュラムでは行っていないので特級を受ける生徒さんはおりませんが、F級までは挑戦しており、ベートーヴェンのソナタや平均律・ショパンのエチュードを弾いております。
結城美帆子ピアノ教室では、クオリティー高い趣味としてお子様にピアノを習わせたい初心者のお子様と、大人の初心者の方を募集しています。
当教室に興味を持って頂けましたら、入会は自由ですので、体験レッスンを受けてみませんか?
楽しいレッスンです♪