ピアノレッスンの効果(子ども編)

ピアノレッスンの効果(子ども編)

笑顔と幸せをもたらす結城美帆子ピアノ教室のブログにご訪問頂き有難うございます。

今日のテーマは、ピアノレッスンの効果(子ども編)についてです。

ピアノを習うとどんな良い効果があるか?

一つ目は、音符が読めるようになり楽譜が読めるようになるので、ピアノが弾けるようになるだけではなく、音楽を学ぶ土台ができます。

音楽大学では、ピアノ科以外の学生もピアノは必ず習いますし、バイオリンを弾きたいと思ってバイオリンを習う時も音符を習い楽譜の読み方を習います。

声楽(歌)を習いたい人も、楽譜を読むことから始めますので、楽譜が読めないと歌は習えません。

二つ目は、ピアノが上手くなる為には、一定期間毎日継続した練習が必要となるので、継続力が養われます。

毎日練習する為には、計画性が必要になるので、時間管理能力や体調管理能力が養われます。

具体的かつ明確な目標を設定してレッスンを受けることにより、小さな成功体験を積み重ねることで、自分を信じる力が育まれます。

生きていく上で、自分を信じる力はとても大切です。

三つ目は、ピアノは脳をフルに使って演奏しますので、全ての脳分野を育み活性化させる効果もあります。

ただし、脳を使って弾かないと効果はありません。

脳で指を動かし、脳で楽譜を読み弾くようにしなければ効果はありません。

私のレッスンでは、生徒さんが脳を使っているかを確認してレッスンを進めております。

脳を使って弾いていれば、音をミスしたり、指番号をミスして弾くことはありません。

考えないで(脳を使わないで)指を動かして音を出してしまうからミスをするのです。

一度ミスをすると、脳に間違った神経回路が出来てしまうので、新しい曲を初めて弾く時は注意が必要なのです。

結城美帆子ピアノ教室では、間違った神経回路を作らないようにする為に、レッスンで楽譜を読み弾けるようになった曲をお家で練習して頂いております。

一度できてしまった神経回路は、正しかろうが間違っていようが消すことができないのです。

忘れたいような嫌な経験て、忘れたくても中々忘れられないでしょう、それと同じです。

フロイトやラカンがトラウマの治療に用いた精神分析療法は、嫌な経験を思い出す治療法でしたが、現在は苦痛を与えるからということで上書きをするような治療法が主流になっています。

経験は、消せないと言うことです。

日常生活では色々な経験が成長をもたらしますが、ピアノは如何に間違った神経回路を作らないようにするかが最短で苦痛無く上達するコツです。

間違った弾き方は、悪い癖となり、後で直すのにとても苦労しますので、導入期から初級の指導は重要なのです。

ピアノは、正しく脳で楽譜を読み脳で弾くことで脳を育てることができます。

ADHDやASDなど神経発達症のお子様は、脳に凸凹があるからです。

脳を使って楽譜を読み脳で弾くことで、脳の発達を促し凸凹が改善する可能性もあります。

当教室ではADHDやASDの生徒さんの中には、WISCーⅣの検査を定期的に受けている生徒さんもおりますが、全員の生徒さんの総合指数(IQ)が平均値の100を超えております。

一般のお子様も、凸凹があるかもしれまいお子様も、脳で楽譜を読み脳で弾くレッスンを行っております。

ピアノで、お子様の脳を育てましょう。

心も脳ですから、脳が育てば心も育ちます。