小学4年生。
チェルニー30番をレッスン。
「練習時間が短いんです」と、お母様。
でも、レッスンではそれなりに弾けているのです。
「次のレッスンまでに、暗譜で弾けるように練習してきてね」と、課題を与えると、きちんと暗譜をしてきます。
たくさん練習をしないと上手くできない人もいれば、さほど練習をしなくても上手く弾けるようになる人もおります。
〇〇さんは、俗な言葉で申し上げれば「お利口さん」と申しますか、頭が良いお子さんなのでしょう。
おそらく、ピアノ以外でも、さらっと出来てしまうお子様なのではないかと思います。
深いお勉強ができるようになると、もっと上手くなると思います。
10歳からの10年間は、一番成長できる時なので、色々な曲をたくさん弾いて欲しいと思います。
20歳までに覚えた曲は、高齢になっても弾けます。
亡き中村紘子さんが、「若い時にたくさんの曲を勉強した方が良い」と仰ってました。
〇〇さんは、やれば出来るお子様なので、5年生からは、もう少し宿題を増やそうと考えております。