高次脳障害認知障害で要介護5寝たきり状態の母の介護を自宅でして思う事。結城美帆子

介護をしている最中は気が張っていたためなのでしょうか何ともなかったのですが、生徒さんのレッスンをしている時はいつもと変わらず元気なのですが、一人でいる時が気力が無くうつ状態のようです。でも、相続の手続きや銀行の手続きや役所の手続きなどやらなければならない事がたくさんあって、ゆっくりする時間がありません。介護ですら大変だったのに、行政は何も支援してくれないばかりか、相続税を取る事しか考えていないようですから、お国に払うものを払わないと遺族はゆっくり休む事すら出来ないのでしょうね。私は20年前からお世話になっている弁護士と税理士と司法書士がおりますので、すべて相談をしながらやっておりますが大変です。母の介護で月々のオムツ代が10万円前後かかっていたのに、国の支援金は1ヶ月3,000円で、それも領収書を添えて申請しなければならないのです。介護の経験が無い人が決めた値段としか思えないです。寝る時間も無く介護をしていて、領収書をとっておいて申請なんてできるわけない。できる人もいるのでしょうけど、私は無理でした。私自身老人ホームや介護施設で仕事の経験があるので、どう言う扱いをされるのかじゅうじゅう承知していたので絶対に老人ホームや介護施設に母を入れたくないと思っていたので頑張ってましたが、大変なんてものじゃありません。人間が死ぬ時は呼吸が止まるわけですから、死ぬ前の呼吸になり当然楽な呼吸のはずがありません。老人ホームや介護施設で亡くなる時も、病院で亡くなる時も、看護師や職員がずっとついているわけではありません。亡くなるまでついているのは家族だけでしょう。呼吸が止まるのをずっと見ているのは辛いものです。祖父の時は、最期の時までずっと見ておりましたが、母の時は見る事は無理だと思っていたので、主治医の丸島先生に「もし、最期の時が来たらこうして欲しい」と私の希望を申し上げており、最期は私の希望を叶えてくださいました。亡くなる時の呼吸を一人で見ていられる自信がありませんでしたので、自宅で介護はするけれども、急変した時は救急車を呼び、最期は病院でと思っておりました。丸島先生は最初は「治療を望んでいないのに病院へ連れて来られても」とおっしゃっていたのですが、母は私の気持ちを察してくれたのか、病院に入院して治療をしている時に急変したので、私の希望通りになったのです。家族に抱かれて死ぬのは理想かも知れませんが、死んだ時の状況は、後々までずっと残りますので、死に顔もずっと残りますので、呼吸が止まるのを素人が見ているのは辛いと思います。私は辛かったです。昨日、司法書士の潮田先生も言っておりましたが、「みんな口にはしないけど、最期の呼吸を見ているのは嫌だよな」と。潮田先生は、成年後見人もしているので、お仕事がらお亡くなりになる人との関わりも多いと思います。今、私がそうですが、亡くなった人を自分に転移してしまうのです。亡くなった人と同じ症状が出るのです。呼吸が苦しく感じたり、めまいを感じたり、吐き気を感じたりしております。主治医の岡部先生に申し上げると、「今、ストレスが出てるのでしょう。血液検査は大丈夫です」と言われました。胃が痛かったので、胃カメラと大腸カメラの検査をしてもなんともありませんでしたし、ピロリ菌もおりませんでしたし、胃腸科の先生にも「大丈夫です。ストレスでしょう」と言われました。