音楽療法について。結城美帆子

最近は、音楽療法士なる民間の資格みたいなものまであるようで、さかんに音楽療法なる言葉が使われておりますが、音楽を愛してやまない私にとって、音楽にあえて療法などとつける必要が有るのか疑問です。なぜなら、音楽そのものに癒しの効果や心と体を元気にしてくれる効果があるからです。今は、資格ビジネスとも言われるくらい色々な民間の資格が有りますからね、医師や弁護士など国家資格は責任がついてきますが、民間の資格には法的な責任を問われることは無いのです。国家資格と民間資格の違いは、資格を行使して何か問題が生じた場合に、法律的な責任を問えるか問えないかで、音楽療法士は、民間資格なので、音楽療法士が行ったセッションが原因で症状が悪化しても、損害賠償を求めることはできないでしょう。音楽療法の良いことだけがクローズアップされているようですが、疑問です。特に、自閉症者への教え込むようなレッスンは、ますます閉じこもってしまいマイナスになります。私は、自閉症者へのグループレッスンは、怖くてできません。長年の指導経験から、自閉症者の主体を引き出すには、個人レッスンでなければ無理だと思います。