ピティナが流行り、リトミックが流行り、今は新型コロナウイルスでオンラインレッスンというものも出てきました。
なぜ、ピアノを学ぶのか?
ピアノを習う目的がはっきりしていれば、ピアノを教える目的がはっきりしていれば、新型コロナウイルスでも、基本は変わることはないと思います。
私自身は、ピアノを教える目的は、ピアノのレッスンを通して自分で考えて自分で判断して自分で行動できる力、地頭力を鍛えて生きる力を養い、自立して生きていける人間、社会に貢献できる人間を育てる事と、はっきりしておりますので、みんなで楽しくリトミックのグループレッスンを行うつもりはありませんし、オンラインレッスンをするつもりもありません。
そもそも、ピアノのレッスンは、一対一だったのですが、収益を考えればグループレッスンのほうが良いです。
1時間で一人1万円のレッスンをやるより、一人五千円のお月謝で1時間に10人レッスンを行ったほうが1時間で五万円の収益になりますから、大手音楽教室の先生方は、個人レッスンよりもグループレッスンをやりたがります。
私も若い頃大手音楽教室の講師をしておりましたが、個人レッスンよりもグループレッスンのほうが楽でしたし収益もありました。
でも、グループレッスンは個人を伸ばすことはできません。
ノバホールやカピオ、交流センターなどが臨時休館になっておりますので、安く借りられる交流センターやカピオの練習室を借りて、リトミックや合唱を指導している先生方は、レッスンができなくて大変な思いをさせているのではないでしょうか?
交流センターで指導を行っている場合、本来はボランティアで指導を行うべきではないかと思うのですが、報酬が発生しているようです。
以前〇〇市でコーラスの指導をしておりましたが、ボランティアでさせて頂いておりました。
子供の時に児童合唱団に入ってましたが、中学校の音楽の先生がボランティアで指導をしてくださっておりましたので、私もボランティアで指導をさせて頂いておりました。
ピアノのレッスン形態も変わるかもしれませんね。
目的によって指導者を選べば良いと思います。
生徒も指導者も、自分の考え方にあった指導者を選び、生徒さんを選ぶのが一番よくいきます。
生徒も指導者もお互いに選びあえるのが一番うまくいきます。
「合わないな」と感じた時は、やめていいと思いますし、おやめ頂いても構わないと思います。
私は、考え方が違うなと感じた場合は、入会された方でもおやめ頂く場合もあります。
考え方が違うと、生徒さんを伸ばすことができないのです。