国民民主党の玉木氏の不倫が騒がれているようですが、不倫は道徳と民法でアウトだと思います。
現在は、一夫一婦制で、お妾さんは法律上認められません。
不倫は、玉木氏の場合ですと、玉木氏の妻は不倫相手と玉木氏に慰謝料を請求できる権利があると思います。
お妾さんが認められていた時代は、伊藤博文にも、犬養毅にも、お妾さんはおりましたし、恥ずかしながら、私の曽祖父にもおりまして、祖母は、お妾さんが亡くなってからも、お妾さんのことを、「お姑様」と呼んでいましたので、地位的にも今とは違っていたのでしょうね。
音楽家の中にもおります。
山田耕作は、作曲家としては素晴らしい功績を残しましたが、3人の奥様がおりまして、3人とも声楽家で、声楽家としての声に惚れて結婚したという話があります。
茨城県の作曲家で有名な私も子どもの時に少しだけお世話になった細谷一郎先生は、山田耕作先生の内弟子だった方です。
細谷一郎先生が歌曲集を出版された時、山田耕作先生の養女の方がコメントを寄せられています。
山田耕作先生には実の御子息もいらっしゃったと思いますが、著作権とか色々大変だったのでしょうね。
ピティナピアノコンペティションの特級ファイナルでオーケストラの指揮者をしていた渡辺一正さんも不倫報道がきっかけで降ろされてしまいました。
渡辺一正さんは、私がお世話になっていた歌の先生の年末に行っていたリサイタルで毎回ピアノ伴奏をされていて、何度か聴かせて頂きましたが、素晴らしい伴奏でした。
渡辺一正さんは、ピアニストでもあるので当然と言えば当然ですが、すごい感性の持ち主だなーと思いました。
「愛は芸の肥やし」とおっしゃる人もおりましたが、私は否定はしません。
演奏や作品から、プラトニックなのか?大人の愛なのか?何となくですけどわかるような気がします。
愛を感じられない演奏や作品もありますけどね。
今は、愛の形も様々ですから、何とも言えませんが、そもそも音楽(芸術)は男と女の絡み合いから生まれてくるとおっしゃった先生もおりました。
先生と結婚した知り合いもおりますが、ずっと愛人関係のままの知り合いもおります。
両方とも、生徒さんが参加されているピアノコンクールの審査員をされています。
バイオリンは女性の体をイメージした楽器とおっしゃった音楽大学の教授もおりました。
政治家は社会のルールを作ったりもする人ですから、ルールは守った方がよいと思いますが、人間の心は、法律で縛ることはできませんから、本能で生きたいのであればお上手にしないといけませんね。
私はコンクールの時に生徒さんに「心を込めて弾いてね」と言うのですが、心を込めて弾くということは、愛する人のために弾くということなのです。
子どもの場合、愛す人はパパやママですから、パパやママのために弾くということなのです。