障害があるお子様について。結城美帆子

当教室には、障害がある方も多数レッスンをしております。知的障害を伴わない場合、本人も親御さんも障害に気がついていない人もおりますが、気がついても親御さんから相談されるまでは、私からどうこうお話しすることはしません。障害があっても、本人や親御さんが困っていなければ何の問題もないのです。障害があっても、社会の中で生きて行ければ良いのです。より心が豊かな生活を送るためにピアノを習うのではないでしょうか。知的障害を伴わないアスペルガー型自閉症者や、広汎性発達障害、読み書きが苦手や計算が苦手やなどの学習障害などの方は、不得意な分野に必要以上にこだわることなく、得意なことを活かしていけば、有意義な人生を送ることができると思います。健常と言われる人たちだって、得意なことや苦手なことはあると思います。他人に迷惑をかけることなく、社会の中で生きて行ければ良いのです。本人や親御さんが困っていなければ、あえて医師の診断を受ける必要もないと思いますし、支援を受ける必要もないと思います。発達障害者支援法があり、医師の診断を受ければ支援は受けられますが、行政から管理もされることになります。精神障害者支援法なるものもあり、医療費が公費(本人負担はゼロですが公費なので無料ではないのです)になったり、人格障害に人は一部負担になったり、支援は受けられますが、管理もされます。ハンセン病や優生保護法は無くなりましたが、あちらこちらで国に裁判が起きてます。発達障害者支援法も、このようなことがおこらないことを願うばかりです。発達障害のデイサービスの事業所の中には、クールダウンをさせることを目的としているのでしょうが、子供を閉じ込める部屋もあるようです。精神病院も外から鍵をかけられたら中からは出られない保護室があるようですが、まるで刑務所です。人間には、心があるのですから、心に話しかければ、閉じ込める必要はないと思うのですが、いかがでしょうか?自閉症者は、心が無いと言われておりますが、ラカン派の精神分析家で当教室顧問の向井先生は「自閉症者は心が無いのではなく出せないだけ」と申しております。私も20年以上自閉症者にピアノを教えてきて、向井先生と同じ意見です。