譜読みの大切さ。結城美帆子

私の教室は個人レッスンなので、生徒どうしが他の生徒と出来ばえを比べると言う事はありませんが、競争も必要なのではないかと思うこの頃です。競争の中で、お互いに切磋琢磨して成長し合うことも大切なのではないかと思います。ピアノは、勝ち負けではないかもしれませんが、負けるよりは勝った方が良いです。自分は自分と言う人もおりますが、人間は承認欲求と言うものもあります。自己顕示欲もあります。確かに「個性だから」と言う考え方もありますが、出来ないよりは出来た方が良いです。譜読みも、お家で毎日練習をしなければならないので大変ですが、同じフラッシュカードで譜読みをさせておりますが、年中さんで全てのカードをスラスラ読める子供もおりますが、小学3年生でもスラスラ読めるようにならない子供もおります。この違いは、能力の違いではなく、努力の違いだと思います。年中さんの翠ちゃんは、毎日フラッシュカードで譜読みの練習をしているようです。譜読みが出来ると、初見力が付きますので、自分で新しい曲を練習出来るようになるため、教本の進みが早くなります。私の教室には、知的障害の子供もレッスンをしているので、生徒全員を比べるには無理がありますが、「健常の子供が知的障がいや学習障がいの子供よりは譜読みも早くできたしピアノも上手に弾けた」と満足されては困るのです。健常者は、もっと頑張って頂きたいのです。障がい者が健常者と同じ土俵で勝つ為には、健常者の2倍以上の練習が必要でしょう。これまで、健常者も障がい者も皆同じとの基本理念で教室運営をしてきましたが、健常者の意欲を向上させる為に、健常者と障がい者を分けることに致しました。障がいがあっても、知的に問題は無く健常者と共に頑張れる方は、これまで通りです。