譜読みについて。結城美帆子

ピアノは、音符・楽譜が読めないと弾けません。

まずは音符が読めるようになること、次に楽譜に書いてある全てのことを理解することが出来て、始めてもピアノが弾けるのです。

30分のレッスンでは、譜読みの指導に時間をかけてしまうと時間がなくなってしまうので、最初に読み方を教えたら、家でカードを使ったり、ワークブックを使ったりして練習をして頂いているのですが、レッスンで譜読みにも時間をかける必要があるのかも知れないと感じる生徒さんも数名おります。

ピアノは、お家でやるべきことをやらないと、1週間に一度レッスンにお越しになっているだけでは上手に弾けるようになりません。

ピアノは、継続・習慣が必要なのです。

ピアノを習う付加価値の一つは、練習の習慣が身につき継続力が養われることにあると思います。

毎日決めたことをやり続ける(継続力させる)には、時には観たいテレビ番組を我慢することも必要ですし、ゲームを我慢することも必要な時もあるでしょうから、自制心や忍耐力も養われ、結果的にピアノが上手な人に育ち、生きていく上で重要とされる「非認知能力やり抜く力」が育まれるのです。

いかに、子供が学びを習慣化できるかは、親次第です。

なぜなら、ピアノを習い始めたばかりの小さい子供は、何の為に勉強をするのか何の為にピアノの練習をするのか考えていないですし、子供がピアノを弾きたいと思うのは、楽しそうだかです。

子供が、学びを楽しいと思えるかどうかも、親次第です。

40年近くピアノを教え続けてきて、たくさんの親御さんを見てきました。

土浦一高や竹園高校など偏差値が高い高校や、東京大学・早稲田大学・筑波大学など偏差値が高い大学に合格している生徒さんのほとんどが、ピアノも途中でやめることなく上級レベルまで弾けるようになっており、ピアノも最後までやり抜いております。

一つのことをやり抜くことができる人は、勉強もやり抜けるのではないかと思います。

昨年のピティナピアノコンペティション特級グランプリの角野さんは、ピアノを続けながら東京大学に現役で合格し東京大学大学院生でした。

私が陰ながら応援していた沢田さんは、セミファイナルでしたが、彼もピアノを続け名古屋大学の医学部に現役で合格して現在2年生です。

40年近くたくさんの親御さんを見てきて思うことは、結果を出している子供たちの親御さんは、子供が結果を出せるような子育てをしていると思います。

結果を出している子供の親御さんと、そうじゃない子供の親御さんは、親の考えに共通していることがあるように思います。

私は、夢を持ち、夢を実現させる為に、戦略を考え、目標を立てて、コツコツ努力をし続けることができる人を育てたいと思ってピアノを教えております。

目標を達成する為には、柔軟な心と強い精神力が必要です。

ピアノのレッスンで、目標を達成する力と方法を身につけて頂きたいと思っております。

言い訳はしないことです。