譜読み。結城美帆子

色々なピアノ教室や音楽教室のホームページを拝見すると、「譜読み」について書いてあるホームページがたくさんあるようです。それだけ譜読みが大変と言うことなのかも知れませんね。ピアノを教え始めて40年近くになりますが、教え始めた頃は、譜読みで苦労することはなかったように思うのですが、どう言うわけか最近は譜読みがスムーズにできない生徒が増えているように思います。今は、譜読みの教材がたくさん有りますが、昔は無かったですし、私自身が教えを受けていた丸山徳子先生の小さい子供へのレッスンを見学させて頂いた時、広告の裏に5本の線を書いて譜読みをさせておりました。その時、丸山先生は「最初だけだから、譜読みはすぐできるからノートはいらない。」とおっしゃいました。実は、私も教え始めた頃は丸山先生と同じように広告の裏に5本の線を書いて音符を教えておりました。最近は、ノートに音符を書かせたり、フラッシュカードを使ったり、譜読みのワークブックを使わせたり、色々使わせているのですが、フラッシュに読めるようになるまで時間がかかるお子様が多いのです。譜読みのカードや、初心者の教本が後から後から出版されると言うことは、譜読みに苦労している生徒が増えていると言うことなのでしょうね。何故なのでしょうね。文字が読めない障害が有りますが、音符が読めない障害と言うのもあるのかも知れませんね。日比谷ゆめステーションの勉強会で発表された先生が、椅子に座ることができない生徒や椅子を投げる生徒もいるとおっしゃっておりましたが、当教室にもおりましたが、何故なのでしょうね。まあ、何はともあれ、ピアノを弾く為には譜読みができないとどうにもならないので、できるように頑張りましょう。障害がない限り、繰り返しやれば出来るはずです。ただし、デイスレクシアの場合は難しいかも知れません。