親の心構え。結城美帆子

幸せとは何でしょうか?

私は、幸せとは、苦労が一つもないことではないと思います。

たとえどのような苦難があっても、それを乗り越えられると思える心にこそ、幸せがあると思います。

ですから、親として子供にすべきことは、困難を代わってあげたり、先回りして困難を取り除くことではありません。

たとえどんなことがあっても、「自分は大丈夫」と思える強い心を育てることです。

海にたとえれば、海が人生そのもので、波が試練だとすると、親は波が来ないことを願うのではなく波は必ず来るものとして、その乗り越え方を教えるべきです。

「魚を与え続けるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というたとえもあります。

ピアノを通して、困難に負けない、へこたれない心を育てましょう。

困難に立ち向かう勇気や、何があっても自分を信じられる自信というものは、大人が育ててあげないと育つものではありません。

ピアノは、幸せの為にあるのです。