菅総理大臣誕生で危惧すること。結城美帆子

菅新総裁は「自助・共助・公助・絆」とおっしゃってます。

自助が最初に来ているところに危惧してます。

私がピアノや声楽を教えている障害がある方たちは、何か災害があった時、自助は難しいのではないかと思うのです。

障害がある方のことを考えると、まずは共助が必要ではないかと思います。

でも、現実には、支援を仕事にしている人たちも子供や家族がいるでしょうから、最初に自助の場合は、普段支援を仕事にしている人から支援を受けている人は、命を守ること自体が難しくなるのではないでしょうか?

新型コロナウイルスは、未曾有の災害です。

新型コロナウイルスは、人間の生活を大きく変えてます。

福祉や医療も変わると思います。

これまでのように福祉や医療に税金をたくさん使うことは難しいのではないでしょうか?

これからは、障害があっても自立が必要になるのではないでしょうか?

支援を受ける人に税金をたくさん使うよりも、国を支える人を育てることに税金をたくさん使うようになるのではないでしょうか?

現在は、一般の子供より、障害がある子供に税金がたくさん使われております。

具体的には、一般のクラスには30人くらいの生徒に一人の先生ですが、支援クラスの生徒には支援員が付くようですから、人件費だけでも障害がある子供のほうがたくさん税金が使われてます。

誰もが教育を受ける権利があると憲法にありますから、当然のことではあると思いますが、障害者に長年携わってきた私は、税金の使い方に疑問を感じております。

一方で、出生前診断の堕胎率は、厚生労働省のホームページを見ると99%です。

日本は、優生思想なのでしょうか?

現在は、ダウン症が出生前診断で堕胎されている人が多いようですが、もし、医学が進んで、発達障害が出生前診断でわかるようになったら、発達障害の子供は堕胎されて、ダウン症の人が少なくなったように、発達障害の人も少なくなるのでしょうか?

私は、犬の業界にもいたことがありますが、犬は完璧に血統です。

血統が良い犬同士しか交配させません。

犬は、商品ですから高く売れる犬を作るのは仕方がないと思いますが、人間は商品ではありませんからね。

私は、命の選別は反対です。

子供は、愛情で育てましょう。

すべての障害者とは言えませんが、発達障害の人は、育て方によっては行政から支援を受けなくても十分自立して生活ができる人間に育てることができると思います。

私の教室では、発達障害の人でも、ピティナピアノコンペティションに参加して地区予選を通過でき地区本選に出場できた生徒さんもおります。