自閉スペクトラム症小学1年生女の子のピアノのレッスン。結城美帆子

一般的な小学一年生は、連弾やピアノ二重奏をしてあげるとテンポが安定したり、テンポが安定するとリズムが上手に刻めるようになりますが、自閉スペクトラム症のお子様は、私が一緒に弾きだすと私の音が気になるためか、弾くのをやめてしまいます。

ハーモニーが理解出来ないのではないかと思います。

自閉スペクトラム症の子供を専門に診察しているお医者様はわからないかもしれませんが、定型発達の子供と自閉スペクトラム症の子供は、理解の仕方や感じ方、見え方が、明らかに異なるように思います。

定型発達の子供に教える教え方で自閉スペクトラム症の子供にピアノを教えても、上手く弾けるようになりません。

自閉スペクトラム症の子供には、自閉スペクトラム症の特徴を生かした指導をしないと、上手く弾けるようにならないばかりか、ピアノのレッスンを受けることによってピアノが嫌いな人になってしまう可能性があると思います。

一般的な人間が心地良いと感じることでも、自閉スペクトラム症の人は心地良いと感じないような気がするのです。

ある成人の男性が私に言ったことなのですが、

「人間に性欲なんて無い。あんなこと、誰かにおそわらなければわからないだろ。」と、

私は女性なので、男性の性欲はわからないのですが、子供がいる大人の男性に言われたことなのです。

ただ、身体障害者施設で介護の仕事をしていた時に、排泄介助も経験しており、男性のペニスもたくさん拝見しましたが、性欲がないとは思いませんでした。

確かに、知的障害者の中には、勃起しない方もおりましたが、頸椎を損傷された方も、首から下は動かないのですがペニスは勃起するのです。

男性って、繊細なんだなーと思いました。

以前、ピアノを教えていたダウン症の生徒は、中学1年生の時に、レッスン中に私の胸をわし掴みにしたことがあり、レッスンを中止した経験があるので、障害がある方は、中学生からは、保護者の方に一緒にレッスン室にお入り頂いてレッスンをさせて頂くようになりました。

障害があるお子様にピアノの個人レッスンをするのって、すごく大変なのです。