コロナに感染しないようにするのも、ピアノが上達するのも、突き詰めれば自己責任ではないでしょうか?
自分で考えて、自分で判断して、自分の責任において行動すれば、よろしいのではないでしょうか?
日本は民主主義の国です。
病院では、コロナだけではなく、一般の人が知らないだけで暗黙のルールもあるようです。
コロナでも、重症病棟で亡くなっているわけではなく、中等症で亡くなっている人もいるのです。
中等症で亡くなっているということは、レスピやエクモをつけずに亡くなっている人もいるということです。
胃瘻の手術をするかしないかも、医師から言われることすら、年齢に線引きがあるのです。
私は、日本尊厳死協会に入会しておりますので、もしも私が新型コロナウイルスに感染し重症化した場合、レスピやエクモが必要になっても装着することはありませんので、中等症で死ぬことになります。
人間は、いつか必ず死ぬのです。
死ぬことを忘れていると申しますか、死は受け入れられていないと申しますか、精神分析的な観点から申し上げれば、死を受けいれられない精神は、子供なのです。
人間の命は有限なのです。
だから、今この時を大切に生きるのです。
ピアノの練習を、今日できるようにすると決めたことは、今日できるようにしましょう。
なぜなら、誰にも明日があるという保証はないのですから。
わからないことの幸せです。
死刑が執行される人は、数時間前にはっきりと自分が死ぬ時間を言い渡されるようです。
もしも、死刑が執行される3日前に何日の何時に死刑が執行されると聞かされたらどうでしょうか?
私は、想像力が豊かで、転移もしやすいので、考えると胃が引きちぎられそうになるくらいしんどいです。
でも、臭いものに蓋をしてばかりいると、精神的に大人になりきれずに死を迎えることになるように思いますし、音楽、ピアノは人間の心を表現するものでもあるので、辛い時もありますが、蓋はしないように心がけております。
一生一度ですから、色々な経験をして豊かな人間になって、歳とともに大きな心になって死にたいなーと思います。