ピアノは、誰でも弾くことができます。
それこそ猫や犬でもピアノは弾くことができます。
弾くというより音を出すことは誰でもできます。
しかし、美しい音を出すのは誰でも簡単にできることではありません。
美しい音を出せるようになるには上手に弾けるようになる為には、たくさんの練習が必要です
10000時間の法則というものがあります。
10000時間練習をすればそれなりに弾けるようになるということです。
渡部由記子先生は、1000回練習とおっしゃいます。
一回1分の曲だったら、1時間で60回、10時間で600回しかできません。
コンクールで一番になる人は、平日でも5、6時間は練習をしてますし、土日は12時間練習は当たり前です。
ピティナピアノコンペティションで、地区予選を通過できないのは、練習が足りないからです。
コンクールに参加することを目標にしている方は、レベルにもよりますが毎日一曲30分くらいの練習で大丈夫です。
一次予選を通過したい方や、ブルグミュラーコンクールでファイナルに出場したい方は、平日は一曲2、3時間、土日はトータルで10時間くらい練習しましょう。
私は練習を強要するようなことは致しませんので、それぞれの目標に応じた練習をしてください。
大人は家で全く練習をしなくても構いませんが、練習をしていないのに「できない」とは言わないでくださいね。
ピアノは、練習をしなければ上手く弾けるようになりません。