ピアノの先生の介護日記①結城美帆子

認知機能が衰えた母と暮らし始めて6日目。月曜日〜土曜日の午前8時30分にデイサービスの職員が迎えに来てくれて、夜7時に送ってきてくれます。朝ごはんの支度のため、毎朝5時半に起床、夜中トイレに起きることは出来ますがトイレの場所がわからなくなってしまってトイレに行くのが間に合わない時がしばしばありましたので、夜中は3時間おきにトイレに誘導するために起きます。生活のリズムを整えるため、朝ごはんは7時、夕食は夜7時半。午前中に掃除や夕食の準備をして午後ピアノのレッスンの仕事をしております。夜食事の後は、洗濯乾燥、明日の準備、母は9時に寝ますので、それからお風呂に入りレッスン以外の仕事をして、12時に母をトイレに誘導してベットに寝かせてから、自分が寝ます。夜中3時に母をトイレに誘導、5時半に起床して母をトイレに誘導、母を寝かせて、化粧をして、朝ごはんの支度をして、6時半に母を起こして、着替えをさせて、歯磨き顔洗いをさせて、一緒に朝ごはんを食べて、母を送り出して、お掃除、、、、、、の繰り返しです。母をデイサービスにお願いしている理由は、母の生活のリズムを整えるためとリハビリを目的にお願いしております。介護は特別なことではなく、生活の一部と考えておりますので、自分の生活から切り離して介護施設などに入れっぱなしにするようなことはしたくありません。健常者も障がい者も共に暮らせなかったら変です。家族がいるのに、障がい者や老人施設に預けっぱなしにするのは変です。生きることとはなんなのか、自分の大切な家族を施設に入れてまで(自分の生活から排除してまで)仕事をする必要があるのか、なんのために仕事をするのか、生活のために仕事をするのであれば生活とは何なのか、などを考えてみましょう。私のピアノ教室には、障がいがある方も多数レッスンにお越し頂いておりますが、彼らが家族から社会から排除されずに(施設などに隔離される事なく)自分の人生を生きて行くことができる事を心から祈ってレッスンをしております。