精神分析的な観点から見た自閉症児のピアノのレッスン。結城美帆子

5歳になる自閉症スペクトラムの男の子の2回目のピアノのレッスンがありました。教室に入って来るなり断りも無くトイレに行きました。おしっこをしたりうんちをしたりする排泄行為は、精神分析的な観点から考えれば、私との関係の中で色々意味があるのだと思います。おしっこをしたりうんちをしたりする排泄行為は、流し捨て去る行為で私との関係の中で何か新しいものを欲しているようにも思えました。2回目のレッスンでは、私の話を少し聞く事ができる、ピアノが弾きたいという意思表示もありました。お漏らしをする子供もおりますが、向井雅明先生に申し上げると「意味があるんだよ」と言われるのですが、私が「後始末が大変で」と申し上げると「お漏らしをしても大丈夫なように何か敷いとけば良いでしょう」と言われました。自閉症の子供は、自由にしてあげる事が大切だと思うのですが。