精神分析の技法も取り入れたピアノのレッスンをしております。結城美帆子

私は、一般の生徒さんにも精神分析の技法を取り入れたレッスンをしております。

意欲が感じられない生徒さんに対して「指導者としては言ってはいけない事だけど、今日はやる気がなくて、、、、」などと申し上げたりします。

精神分析の技法の「解釈」を生徒さんに与えます。

生徒さんは、上のような事を私に言われて、何かを感じるか感じないか、想起されます。

想起が自分に向きます。

精神分析家は、患者に色々な方法で解釈を与え、患者に想起させ、患者の心を動かし、精神分析の作業は進んでいきます。

精神分析は、患者にカウチで自由に話してもらう自由連想ですが、私はピアノを媒介に精神分析を行っているようなものです。

人間力がないと良い演奏はできませんので、人間力を育て良い演奏ができるように、精神分析の技法を用いながらピアノのレッスンをしております。

生徒さんたちは、お気付きになられていないと思いますが。

初心者の段階からピアノ二重奏を取り入れている理由も、心を動かす為でもあります。

色々な感情を体験する事で、豊かな感性と豊かな心が育ちます。

初めてピアノ二重奏を経験する時、子供たちはみんな大きな音で弾きます。

子供達の心理がよくわかります。

何度か経験していくと、自分がメインのところと、抑えるところがわかるようになってくるようです。

ピアノ二重奏で相手を思いやる気持ちが育つのです。

ピアノってすごいですね。