精神分析のおすすめ。結城美帆子

昨日、向井先生主宰の『自閉症研究会』で、荒川沖駅や秋葉原駅での発達障害者による無差別殺傷事件などのことについて、「発達障害だけが理由で事件を起こしているわけではなく、何らかのトラウマが重なっていたりする場合もある。あたかも発達障害が原因で凶悪な事件を起こしたように言うのは、間違っている。マスコミの報道が良くない。」と言うようなことを向井先生がおっしゃっておりました。自閉症者は、安心できる居場所がないと、閉じこもってしまうのだそうです。自閉症者が、「ブツブツ」無意味なことをしゃべる時があるが、本当のことを言うと、飲み込まれてしまいそうで不安だから意味不明なことを言うのだそうです。でも、意味不明なことをブツブツ言っている時は、自閉症者がコミュニケーションを望んでいる時でもあるとのことです。自閉症者には、安心できる人と安心できる居場所が必要のようです。向井先生は、自閉症を軽度自閉症(アスペルガー型)と重度自閉症(カナー型)に分けているようで、自閉症のピアニスト野田あすかさんは、軽度自閉症ではないかと言ってました。自閉症者を、精神分析的な観点から観ると、見え方が変わります。ラカンの精神分析は、少々難しいかも知れませんが、おすすめです。自ら、精神分析をお受けになられることをおすすめ致します。特に、福祉関係の仕事に就いている人や、将来福祉関係の仕事を考えている人には、ぜひ受けて頂きたいと思います。精神分析を受ければ、老人ホームや障害者施設での職員による入所者を虐待したり殺したりするような悲しい事件は起こらなくなることでしょう。福祉関係の仕事に就いている人は、自分自身の心の問題を解決しておく必要があると思います。福祉関係の職員による凶悪な事件も、発達障害者による凶悪な事件も、転移によるもので、根っこにあるものは同じではないかと思います。精神分析は何なのかと聞かれれば、受けてみないとわからないとしか言えませんが、精神分析を受けると、より自分らしく生きられるようになります。私は、精神分析に興味を持ち、フロイト派の小此木啓吾氏をはじめ、ユング派の河合隼雄氏など、高名な精神分析家と言われる人にお会いしましたが、ラカン派の向井雅明氏に精神分析を受けました。ラカン派は、短時間セッションの為か「ぼったくり」なんて批判をされることもあるようですが、短時間だからこそ心が動かされると言うこともあると思います。精神分析は10年時間もお金もかかりますが、価値あるものです。私は、向井雅明氏に10年以上精神分析を受けました。もし、向井先生に精神分析を受けていなかったら、今の私の指導法は有りません。自閉症者へピアノを教えていることもなかったと思います。