精神分析。結城美帆子

人間というものがわからなくて、人間を知るために、精神分析を学び、自らも10年以上に渡り精神分析を経験しました。

ピアノを教える上では、精神分析から得た知識や経験は、非常に役に立っております。

ただ、どんな人でも、たえず精神分析的な観点から診てしまう癖がついてしまったように思います。

人間を客観的に診る癖がついてしまったように思います。

人間は、感情の動物と言われますが、感情が鈍磨するのです。

精神分析を経験する前の私は瞬間湯沸かし器のような人間でしたが、精神分析を経験してからは相手の仕草や言語から相手の心の中を診る癖がついてしまったので、自分の感情が無くなるのです。

ピアノを弾いたり、歌を歌ったりすると、感情移入をしますので、感情が戻ります。

不思議な感覚です。

なんなのでしょう?

何に対しても怒ることは無く、不満も無く、不安も無い状態、成るように成ると思えるようになり、成るようにしか成らないと思えるようになりました。

怒ってもしょうがない、不満を言ってもしょうがない、相手を変えることなど出来ないと心からわかった時、背中に背負っていた重い荷物を降ろすことが出来たように思いました。

これが精神分析なのかもしれませんね。

精神分析事典を時々読み返しますが、難しいです。